チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

すずめ

2021年06月07日 04時00分07秒 | 

晴、20度、96%

 先日、新聞のコラムに「最近街中ですずめを見かけなくなった。」と書かれていました。その書き出しを読んで考えると、私は毎日「すずめ」を見ています。でも街中で「すずめ」が群れているのを見かけることは無くなったように思います。以前は少し広い空間があれば「すずめ」の群れがありました。「鳩」ですら大勢でいるのを見ません。

 我が家の庭に来る「すずめ」は「チュンチュン」と可愛鳴き声ですぐにそれだとわかります。「すずめ」ですから目もくれないのですが頻りに地面をつついて何かを食べています。私が庭に出るとザッと飛び立ちます。庭には実のなる木がたくさんです。私たちが食べない実、「ネズミモチ」「ナンテン」「モチノキ」などの小さな実をついばむのは秋、今は「梅」「枇杷」を好んでいます。庭の地面を掘れば必ず顔を出すミミズもお好きなようです。と言ってもあの小さな体、食べる量はごく僅か、何をどうされても可愛いと思う「すずめ」です。

 コラムを読んで以来、「すずめ」に注視することが増えました。前庭には大きめな水甕が二つあります。「布袋草」や「睡蓮」を養っています。口が広いこの甕にはカラスが舞い降りて来ます。水浴び、水飲み、布袋草までくわえて飛んで行きます。甚だ迷惑な話です。そこで見っともないのは覚悟してネットを被せました。昨年から裏庭に小さな甕を置きました。「布袋草」と「めだか」用です。デッキで本を読んでいると、この甕に停まる「すずめ」を見かけます。ちょいと縁に乗って水飲みです。そしてすぐさま飛び立ちます。小さいすずめは用心深くなかなかその様子をカメラに収められずにいました。毎日の光景です。

 昨日の一コマ、 甕に飛び乗りました。「水飲み」の後もしばらく淵にいました。

 国道から入ってすぐの我が家ですが、いまだに古いおおきな木が残っています。冬には名前のわからない鳥も毎日訪れてくれます。車の音も聞こえますが、私は日々こうした小鳥のさえずりを耳に生活しています。改めてなんてありがたいことなのかと噛み締めた日曜の午後でした。

コメント
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