雨、22度、90%
スパゲッティなどのパスタと同じ原材料から作られる「クスクス」はお米よりも小さな粒です。乾物ですのでよくふやかして蒸して食べます。独特の香りがします。普段は付け合わせです。サラダ、スープに入れても美味しく食べることができます。元々はモロッコなどの北アフリカの食べ物で、日本でも流行った「タジン鍋」で蒸し焼きにした野菜や肉と一緒に食べるものだそうです。この北アフリカを保護領としていたフランスに持ち帰られたためか「フランス料理」と思われているところがあります。モロッコにもフランスにもこの「クスクス」を蒸すためのお鍋があるほどです。
いつもはサラダにしてたっぷりと食べるのですが、カレーと一緒にご飯がわりに食べてみました。カレースパゲッティ、カレーマカロニの延長線「カレークスクス」です。最近では「インスタントクスクス」があります。お湯でふやかすだけで5分ほどで食べれる代物ですが、これをちょっとだけでも蒸しあげるとふかふかの「クスクス」になってより美味しく食べれます。カレーは冷蔵庫にあるもので簡単に作りました。
ご飯や「ナン」とは違ったカレーになりました。「クスクス」はパスタより軽くお腹に収まります。いくら食べてもお腹にもたれません。香りがパスタのそれより小麦粉の香りが強く感じられ食欲をそそります。お丼いっぱいの「クスクスカレー」、雨の日のお昼ご飯、満足でした。