晴、21度、96%
朝庭に面したドアを開けると、ココさんは庭にすっ飛んで出て行きます。トイレではありません。トイレはどんな時でも散歩の時です。目指すはトマトのなっているところ。私は靴を履くのでココさんより出遅れます。トマトの周りをウロウロしているココさん。 「おかあしゃん、このトマトもう食べられますよ。クンクン」「まだオレンジ色だから赤くなるまで待とうね。」いくら待っても赤くならないトマトです。「もしかして?」とこの苗についていた札を見ました。「あれ!ココさんそのトマトオレンジ色のトマトだった。」と急いでもぎりました。もちろん食べるのはココさんです。私は自分の手についた汁を舐めました。「甘い!」もう一株の赤いトマトよりはるかに甘いオレンジ色のトマトです。「さすがココさん鼻がいいね。」
イチゴはカラスから守るためにデッキからよく見えるように高い場所で育てています。ココさんにも見えないと安心していました。昨日3粒ほど真っ赤になりました。すると、 「おかあしゃん、イチゴも食べれますよ。クンクン」見つかってしまいました。イチゴも私は食べれません。特にこの株のイチゴは甘いので全部ココさんのお口に入ります。イチゴももう一株あります。そちらはまだ青いイチゴです。
枇杷の実はカラスがほとんど食べてくれました。「ココさん、いくら待っても枇杷は来年まで落ちてこないよ。」イチジクの実はどこになっているかココさん知りません。イチジクのある庭にはココさんは一人で出ていけないからです。だから裏庭にある「イチゴ」と「トマト」だけを観察しています。
まだ6月、この夏の収穫が楽しみなのはココさんも私も同じです。昨夕、オレンジトマトに「テントウムシモドキ」がついていました。手でブツブツと潰しました。大事な夏の我が家の食料です。ココさん、色が緑で匂いのない「きゅうり」には関心がありません。でも先日から食べるようになりました。取って洗ってすぐに食べます。「カリコリ。美味しいねココさん。この夏は「イチゴ」と「トマト」の監視をお願いしますよ。」