曇り、14度、76%
この夏、オリーブの木は背丈も幹の太さも随分と成長しました。2本別の種類のオリーブを植えています。一年でこんなに大きく育つのかと驚くほどでした。昨年、実をつけたのは1本、今年は2本の木に実が付きました。ところが私の関心はオリーブよりも他の植物でした。昨年のように実の数を数えることもありませんでした。その理由の一つが昨年収穫したオリーブの実はいまだに渋みが残っていて食べることが出来ないからです。 獲りたての実をすぐに食べれるものと思ったら大間違い、その渋みの多さに驚きました。種も取らずに丸のまま重曹と塩で渋みを取ったつもりですが、一年経ってもまだ渋く感じます。
今年のオリーブの実は2本合わせても数少ないものでした。今年は種を取って渋抜きをしようと考えました。 オリーブの種取り専用の器具を買いました。簡単に種が抜けます。これ、さくらんぼの種取りにも使えそうです。まずは重曹を毎日かえながら1週間ほど浸けて、その後塩水に変えて置く方法をとります。種がない分早く渋が抜けると思います。ついでに、昨年の分も種を取りました。瓶から出してきてびっくり、昨年のオリーブは今年のより随分大きな実でした。種を取って、再び塩水に浸けます。
黄色い蓋が昨年のオリーブです。これでもうすぐ昨年の分は渋が抜けると思います。
それにしても如何してこんなに大きさの差が出てしまったものか?これは来年のオリーブの課題となりました。折角作るのですから大きな実がたくさんと欲張ります。来年もまた一回り大きく成長するはずです。木を仰ぎながら実を取る日を楽しみにしています。