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『さまよう刃』

2009-10-23 22:54:41 | 映画
『さまよう刃』リベンジで観て来ました!
リベンジの理由はこちら



一言、切ない映画です
東野圭吾の原作なのでその予感はありましたが
本当に切ない。
子供がいる人ならその切なさは
もっと大きいのではないかとも思う。



数年前に妻を亡くし、中学生の娘と二人で暮らす長峰(寺尾聰)
ある日たった一人の娘を殺されてしまう。
呆然としている長峰の下へからタレこみが。
その情報を確かめるべく
犯人と言う男のアパートに一人乗り込む。
そして情報通り、犯行のビデオを見つけ
見てしまう・・・

あまりのひどさにショックを受けている所へ
犯人の一人が帰って来てしまった。
理性を失っている長峰は怒り狂うまま犯人を殺してしまう。
そしてもう一人の犯人を追う旅を始めた。


証拠となる犯行のビデオがあり
捕まれば間違いなく有罪。
それなのになぜ長峰は一人で犯人に立ち向かうのか・・・

それは憎むべき犯人達が未成年だったから。
有罪になっても未成年と言うだけで
どんなに悪質な犯罪でもやがて釈放されてしまう。

最愛の、そしてたった一人の家族を失った悲しみは
そんな今の法の裁きが許せなかった。
だから、自分の手で裁きをと。

どんな理由があっても許される事ではないけれど
そうしたくなる気持ちはわかる。



まさに「少年法」の意味を問う映画でした。
もし、こんな事件を裁判員制度の法廷で扱うとしたら
どうなるんでしょう?
難しすぎます。




寺尾聰と言えば『半落ち』
あれも切なかった・・・

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2 コメント

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Unknown (かっちゃん)
2009-10-24 16:51:31
『さまよう刃』は以前原作を読んだのですが、映画もやはりその辛い、せつない空気をそのままに再現されているのですね。

寺尾聰さんの演技で、ますます主人公の辛さが浮き彫りになっていそう・・・。


『半落ち』も胸にぐっと来る映画でしたね。

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かっちゃんさんへ♪ (豆猫)
2009-10-25 22:43:29
原作読まれたんですね・・・
私はまだ読んでいないのですが
東野圭吾は重いテーマを描きますよね。

たった一人の娘を奪われた父親の悲しみ、苦しみが
痛いほど伝わってきました
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