昨日まで3夜連続TBSで
綾瀬はるか 「戦争」を聞くと言う特集がありました。
戦争を生身で知る人達の元を訪れ
その忘れられない記憶を聞く。
知らなかったのですが、
もう何年も続いているシリーズなんだそうでです。
今回は広島や長崎で原爆投下直後の地獄のような状況の中
無事生まれた赤ちゃん(今も尚ご健在と言うのが嬉しい!)
多くの赤ちゃんんを取り上げて来た元助産婦さん。
被曝した父親を助けるために必死に生き抜いた幼かった少女。
65年も前のことなのに
どの方も今も当時のことが強く強く残っている
それほどに辛く大変な思いをされてきたのだと思うと
本当に胸が締め付けられます。
特に被爆者の方はそのことで理不尽な差別を受けたようで
ひたすらその苦しさを胸の内に隠してこられた。
それを数十年経ってようやく人に話せるようになったこと。
戦争を直接知らない者にとっては遠い過去のことであるけれど
決して過去になっていない人達も大勢いるのですね・・・
綾瀬はるかさんが真剣に話を聴く姿にも感動しました
両親や祖父母達は戦争経験者で
本当は訊けば何かしら話は聞けたととは思います。
特に母の実の父(私の祖父)は戦死しています。
遺影だけはあるけれど
祖母は戦後間もなく再婚したので私には義理の祖父が
本当の祖父のように思っていたので
若き兵隊姿の人が祖父だとはピンと来ていませんでした。
唯一祖父について祖母から
戦地からたまにハガキが届いて最後は沖縄からだった
と言うような事を聞いた記憶が残ってはいますが・・・
幼かった母はほとんど記憶が無いかもしれないけれど
本当のところはどうなのか・・・?
父はしっかり記憶があるはずの年齢だったので
訊けばそれこそ何か聴けたかもしれません。
けれど、辛い記憶を聞くと言うのは
やはり気が引けるもので
これまで一度も訊いたことがありません。
辛い記憶を呼び起こすのは気が引けてしまいます。
知っていた方がいい事なのに聞けない・・・
だからこそ、こう言ったメディアを通して知ることが出来るのは
とてもありがたいことのように思えます。
綾瀬はるか 「戦争」を聞く が
本になっていると知り早速注文しました!
これまで見逃した話が載っているようなので
貴重な体験をしっかり読ませて頂こうと思っています