緩和ケア

今日、偶然にも久しぶりの友人二人から電話がありました。
奇しくも二人共の親が入院と言う話し・・・




お父さんが骨折で4ヶ月入院しようやく退院した。



お母さんが末期ガンだとわかりホスピスに入院の予定。






私自身も昨年経験したけれど
こう言った事が身近で聞く機会が少しずつ増えているような・・・

自分達の親に色々あってもおかしくない歳に
なってしまったと言う事でしょうか。



末期ガンの苦痛はとても辛いです。
父のとき、緩和ケアーの本を読み漁りました。
父はホスピスに入る間もなく逝ってしまいました。
緩和ケアーの対応はと言うと
その専門病院では無かったため
あの苦しみを取り除く事が難しかったのが実情でした。
けれども、先生や看護師の皆さんが本当に親切に対応して頂いたので
随分救われたと思います。


ホスピスでなくとも
患者の苦痛を取り除くための緩和ケアーが
もっと広がって欲しいと思います。

そして友達のお母さんの苦痛が少しでも緩和され
魂が癒される事を願うばかりです。

『Dr.パルナサスの鏡』

『かいじゅうたち・・・』に続いて
またまたファンタジー物『Dr.パルナサスの鏡』です


この撮影中にヒース・レジャーが急死したため彼の親友達３人
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが
ヒースの演じた役を演じる
つまり１役を４人で演じる事になった作品。
しかもそれが最初からの演出だったかのように
よりファンタジーで幻想的な世界になっていて
とても良かったです



大道芸人のDr.パルナサスは鏡を使って
人の心の中に隠し持っている欲望の世界を鏡で見せると言う。
実はこのDr.悪魔との契約で得た不老不死の身で1000歳。
けれどもこの時悪魔ととんでもない取引をし
その取引が目前に迫る中
この一座は死に掛けていた男を救う事に。

この男の役を4人で演じるのです。


とにかく、このファンタジーの世界がまた素晴らしい～
『かいじゅうたち・・・』とは真逆で
これでもかっ！！と言うほどＣＧを駆使して
不思議ワールドを見せてくれます♪


人間の欲望・・・
悪魔との賭け
右か左か究極の選択
まさに人の心の弱さを見せ付けられます。



結局悪魔との賭けに負けたDr.は全てを失うのですが・・・











このエンディングは好きです～

やっぱりファンタジーはこうでなくちゃ