『奇跡のシンフォニー』＆『西の魔女が死んだ』

今週は泣きの2本でした


まずは『奇跡のシンフォニー』♪


『チャーリーとチョコレート工場』の
フレディ・ハイモア君主演です♪
彼は本物、素晴らしいです

両親を全く知らず、
ずっと孤児院で育った11歳の男の子エヴァン。
彼はいつも心の耳で音楽を聴いていた。
そして、いつか必ず両親と会えると信じていた。

天才的な音楽センスを持ったエヴァンの親探し。
そして彼の才能に目をつける大人達。
そして彼の両親の物語と
様々な要素が織り込まれて行く中で
流れる音楽がどれもこれもいい～
この音楽で感動させられると言ってもいいほど。

サントラ好きの私は思わず帰りにＣＤショップに寄ったほど。
残念ながら無かったけど

本当に涙もろくなった私は
冒頭からハンカチを使用してました。
エンディングロールが完全に終わるまで
観客が誰一人席を立たなかったほど
感動の余韻が後を引きました
超お薦めです



そしてもう一本が『西の魔女が死んだ』
こちらもほろりとさせられる
心あたたかい作品でした

登校拒否の中学生まい。
彼女の母は、ひとまず母（まいのおばあちゃん）の所に
まいを預ける事に・・・

このおばあちゃんと言うのはイギリス人。
そこだけ本当にイギリスなんじゃないのと
思わせるようなおばあちゃんの家と庭。
そして自然と共生している
生き方がとっても素敵です～

実はこのおばあちゃん役のサチ・パーカーさん
あの大女優シャーリー・マクレーンの娘でした
彼女の本は何冊か読んでいたのでサチと言う名の
子供がいる事は知っていたけれど
女優としての姿を観たのはこれが初めて。
やはりシャーリー・マクレーンの面影を思わせるその容貌
作品ではおばあちゃんだけど
実際の彼女はずっと若い！
見事な老けっぷりにも驚きです

子供ならではの深い悩みや疑問
そのどれに対しても
穏やかな口調で
真剣にまいと向き合うおばあちゃん。
真の強さとは優しさであると
しみじみ感じさせられます。

こんなおばあちゃんがいたら・・・
憧れますね～

こんな風に子供と真摯に向き合ってくれる
親や大人が側にいたら
最近世間で騒がすような凶悪犯罪はなくなるのに
と思ってしまいます。



ある日こんなに優しいおばあちゃんとまいは喧嘩。
仲直りしないまま両親の元へ帰っていってしまう。
再び再開した時は・・・

切ないけれど
観る側を優しい気持ちにさせてくれます
親子で観るといいかも