『ハンティング・パーティ』＆『紀元前1万年』

すっかりアップが遅れてしまったこの2本！！
まずは『ハンティング・パーティ』から。


この作品に惹かれたのはリチャード・ギアが主演と言う事と
実話らしい内容が気になって・・・

危険を顧みず、生の戦場をリポートする
人気ジャーナリスト、サイモン（リチャードギア）
が、ありのままの惨状を伝えようと暴走した彼は
人気ＴＶ界からドロップアウト。
片や彼とコンビを組んでいたカメラマン、ダックは
出世街道まっしぐらと明暗を分けてしまう。

そして必死の再起のチャンスを狙うサイモンは
かつての現場サラエボでダックを待ち伏せる。

実際にあったボスニア戦争の後が色濃く残る
無残な町を見ながら再び二人はコンビを組み
この戦争を仕掛けた言われ
国際指名手配となっている首謀者を追う。

実話を元にしたと言うこの作品。
行ったいどこまでが事実なのか定かではないけれど
ほんのつい最近まで
こんなひどい戦争があったのだと改めて知らされる。
世界のあちこちで消えない民族紛争。
最近ではチベットと中国の紛争もしかり。
日本にいては、
なぜ民族間でこんなに無残な争いが起こるのか
理解できないけれど
こう言った紛争がまだまだあるのが現実・・・



話は飛ぶが、あのピクシーことストイコビッチも
この悲劇の国ユーゴスラビアの出身。
たしかユーゴの代表選手時代
国際的制裁を受けて
ワールドカップ出場が出来なかった事が
あったような気がする。

サラエボもかつてオリンピックが行われた街とは思えない
至る所に銃撃の後を残したままの無残な姿。
本当に心が痛む。

決して映画の中だけの出来事なんかじゃないと
改めて実感する。



とは言え、重いテーマを使いつつも
映画そのものは結構明るいのが救いだった♪
それはたぶん、サイモンのキャラのおかげ！？
暗い戦争映画は苦手と言う人にも
これは大丈夫ですよ～




お次は『紀元前１万年』

単純に紀元前1万年とはどんな時代だったのか
それに興味が湧いて観てしまいました。

確かにマンモスとか登場して
それらしい時代感はあったけれど
内容は特に紀元前1万年だ！！
って言う物が感じられなかったなぁ～

他の時代です。
と言われても、ああそうですか。
と思ってしまえる感じ。
悪を倒すために男達が立ち上がる！！
ある意味時代劇の王道？


つまらなくは無いけれど
紀元前1万年と言う時代に
もう少し何かが欲しかった気がします。