気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

劇場版 薄桜鬼 第二章 士魂蒼穹

2014年03月19日 | 「 えいが 」
個人的に言うと、間隔が空きすぎた気がした。
前作を見終わって「次が気になる」気持ちが
持続していたら、多少の事は大丈夫なんだが、
今回観始めて、「えっと、この人は?」と
思っている時点で、「間が空きすぎた」と・・・。
話自体も、新撰組の史実に沿って展開する為
どうしても、敗走を続けていくところに
華々しさはなく、主要な人物がひとり、
また一人と消えていくので暗く沈んでいく。
さらに、千鶴が自分の気持ちを強く主張しない為に
置き去りにされ、追いかけての繰り返しは
歯がゆさしか沸いてこない。
これはキャラクターに感情移入できていない
証拠で、あまり楽しめなかったなぁ・・・。
先にも書いたが、敵味方の主要なキャラクターが
シナリオ通りに消えていくのもなんかあっけなく、
原田が彰義隊に合流する理由も詳しく
語られなかったのももったいない話だ。
最後に、斎藤は別にしても、
あのラストでいいのか?
という気がしなくもないなぁ。

まぁ、西の鬼の頭領も東の頭領と薄桜鬼も
生き残り、彼らのその後を想像できるわけで、
明治の世に、史実にない話を
紡いでくれるかもと期待することにしよう。
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