普段、持ち出すレンズはだいたい決まっています。
24mm+35mm(40mm)+80mm(100mm)の組み合わせか
28-55mm(28-48mm)のズームといった具合。
この、ズームレンズを持ち出す時の懸念材料が最短撮影距離です。
FD 28-55mmはまだ、マクロ機能がついているのでそれほどではありませんが、
OM 28-48mmは65cmと厳しい。まぁ、昔のズームだから仕方ないのかもしれない。
今の標準ズームなら30cm前後でまったく問題ないでしょう。
最近一眼レフを始めた人で、レンズが最近のものを使っておられる人が聞いたら、
「そんなん、はじめて聞いたわ」と言われるかもしれません。
最短撮影距離を越えた接写をするために、各メーカーは「中間リング」なるものを
出していました。
長さも数種類あり、長くなればそれだけ寄れるという事になります。
もちろん、広角レンズでは長すぎるということもありますが・・・。
後は「クローズアップレンズ」で、こちらは最近のカタログでも当たり前のように載っています。
で、私は「中間リング派」です。
使用するのは一番短いもの。
OMなら7mm、FDなら5mm、Nikonなら8mmといった感じ。
理想は3-5mmぐらいなのですが、それがあるのはFDだけ。
「なければ・・・・・作ろう」と言うことでOM用の「短い中間リング」の製作です。
材料は、ジャンク品のテレコン。カメラ側とレンズ側のマウントのみを使用します。
またしても「開けてびっくり」です。単に2つを合わせただけだと7mmより長い感じ。
またしても、卓上旋盤と卓上フライスの出番です。
レンズをロックするノッチを押すためのピアノ線の入るスペースと
マウントの爪の干渉を回避できる深さを探りながら、
何回か、はずしては削りを繰り返しました。
その途中で「なぜOMの中間リングの一番短いのが7mmなのか」がわかりました。
レンズのロック用のノッチが厚みがないと干渉してしまうのです。
製作過程の写真がないのでいきなり完成品
出来上がったものは4.5mmと納得の長さにはなっていますが、
干渉を回避するためレンズの着脱位置がレンズ側、カメラ側でずれています。
さらにノッチの厚みをギリギリまで薄くしてあります。
試し撮りの写真を新たに撮り直してきました。(2012/10/7撮影)OM 28-48mm + 中間リング4.5mm
OM28-48mmの48mm側、リングなし 最短撮影距離
左、中間リング7mm最短撮影距離(レンズ先端から被写体まで約15cm)
右、中間リング4.5mm最短撮影距離(レンズ先端から被写体まで約23cm)
左、中間リング7mm距離∞(レンズ先端から被写体まで約28cm)
右、中間リング4.5mm距離∞(レンズ先端から被写体まで約45cm)
(2012/5撮影)OM 100mm + 中間リング4.5mm
中間リング使用のいいところは、接写のさい、ある程度のピントあわせをした後、
ズームリングでピントを微調整出来ること。
28-48mmに4.5mmを使用すると、撮影できる距離は約23-45cmぐらい。
花などを撮影するのにちょうどいいと思う。
100mmに使用しても使い勝手は上々です。
24mm+35mm(40mm)+80mm(100mm)の組み合わせか
28-55mm(28-48mm)のズームといった具合。
この、ズームレンズを持ち出す時の懸念材料が最短撮影距離です。
FD 28-55mmはまだ、マクロ機能がついているのでそれほどではありませんが、
OM 28-48mmは65cmと厳しい。まぁ、昔のズームだから仕方ないのかもしれない。
今の標準ズームなら30cm前後でまったく問題ないでしょう。
最近一眼レフを始めた人で、レンズが最近のものを使っておられる人が聞いたら、
「そんなん、はじめて聞いたわ」と言われるかもしれません。
最短撮影距離を越えた接写をするために、各メーカーは「中間リング」なるものを
出していました。
長さも数種類あり、長くなればそれだけ寄れるという事になります。
もちろん、広角レンズでは長すぎるということもありますが・・・。
後は「クローズアップレンズ」で、こちらは最近のカタログでも当たり前のように載っています。
で、私は「中間リング派」です。
使用するのは一番短いもの。
OMなら7mm、FDなら5mm、Nikonなら8mmといった感じ。
理想は3-5mmぐらいなのですが、それがあるのはFDだけ。
「なければ・・・・・作ろう」と言うことでOM用の「短い中間リング」の製作です。
材料は、ジャンク品のテレコン。カメラ側とレンズ側のマウントのみを使用します。
またしても「開けてびっくり」です。単に2つを合わせただけだと7mmより長い感じ。
またしても、卓上旋盤と卓上フライスの出番です。
レンズをロックするノッチを押すためのピアノ線の入るスペースと
マウントの爪の干渉を回避できる深さを探りながら、
何回か、はずしては削りを繰り返しました。
その途中で「なぜOMの中間リングの一番短いのが7mmなのか」がわかりました。
レンズのロック用のノッチが厚みがないと干渉してしまうのです。
製作過程の写真がないのでいきなり完成品
出来上がったものは4.5mmと納得の長さにはなっていますが、
干渉を回避するためレンズの着脱位置がレンズ側、カメラ側でずれています。
さらにノッチの厚みをギリギリまで薄くしてあります。
試し撮りの写真を新たに撮り直してきました。(2012/10/7撮影)OM 28-48mm + 中間リング4.5mm
OM28-48mmの48mm側、リングなし 最短撮影距離
左、中間リング7mm最短撮影距離(レンズ先端から被写体まで約15cm)
右、中間リング4.5mm最短撮影距離(レンズ先端から被写体まで約23cm)
左、中間リング7mm距離∞(レンズ先端から被写体まで約28cm)
右、中間リング4.5mm距離∞(レンズ先端から被写体まで約45cm)
(2012/5撮影)OM 100mm + 中間リング4.5mm
中間リング使用のいいところは、接写のさい、ある程度のピントあわせをした後、
ズームリングでピントを微調整出来ること。
28-48mmに4.5mmを使用すると、撮影できる距離は約23-45cmぐらい。
花などを撮影するのにちょうどいいと思う。
100mmに使用しても使い勝手は上々です。