気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

転生したらスライムだった件

2024年09月24日 | 「 ぶんこ 」
今回も文庫本ではありません。
小説家になろう、伏瀬著「転生したらスライムだった件」。

今から3ヶ月ぐらい前(だったと思う)、夜の11時ごろにTVのチャンネルを
リモコンでカチカチと変えていた時「んっ」と、手が止まった。
そこには胸の高さぐらいにしつらえたソファーのようなところに鎮座して
紫のスーツを着たグラマラスな角をはやしたお姉さんに何やら報告を受けている
水色の丸っこい糸目のキャラクターが映っていた。
「何これ?」と見ていて「あぁ」と気が付いた。
「これが転スラってやつか」と。

で、最後まで見たが「何のこっちゃ」と話を理解することができませんでした。
キャラクターも相関関係もわからない。
「このカーゴパンツに上半身裸でマントをした人物は誰」みたいに・・・・。
この時は「まっいっか」と流してしまった。

翌週、新聞の番組欄を見て気が付いた。
「ああ、転スラは今日なんだ」
そして、もう一度よく見たがキャラクターが増えるばかりで理解が追い付かない。
「来週、もう1回見てみるか」と思って翌週も見たが
この白い騎士服のやつら何?結局この角を生やしたオオカミに転がされてるってどゆうことと。
こんな時はネットでググってウイッキさんを見て・・・。
この時は「たしかラノベか何かだったから、古いネタだし古本屋とかで探してもいいかな」と思っていた。

甘かった。ラノベで間違いはなかったが21冊もある。
「これはアカン。4、5冊やったらよかったんだけど」と。
ただ、ラノベになる前は「小説家になろう」という投稿サイトが元だと知った。
どんなものか分からないが探してみたらすぐに見つかりました。

いざ。
読み始めたら、「なんじゃこれ」というのが最初の感想。
なんかシロートさん丸出しじゃんと・・・。
で、とりあえず2話ほど読んでその日は終わった。
「もういいかな」と普通ならやめていただろう。
(文庫とかなら買った以上は読まねばとナナメ読みでもするところなんだが)
だが、翌日、スマホを開いてグーグルを立ち上げると、前日のページが開く。
「あっ、そうだ昨日の続きか」とりあえず調べ物をしてから続きを読んでみた。

「グガッ」から始まるゴブリンたちとの遣り取りあたりから俄然引き付けられた。
徐々に一度に読むページが増え始め、バッテリーの充電回数も増えた。
ある時など翌日が休みなので長々と呼んでいたら
表の郵便受けにゴトンという新聞が配達された音が・・・。

結局、外伝みたいなものまでしっかり読み込み、あまつさえ、
「あのシーンは面白かったな」と一部読み返し、しっかりはまってしまいました。
ファンタジー系の読み物に。

まずいなぁ。いい年をしたおっさんなのに・・・・・。

その後他の作品も読んでいます。
「よくこんな発想ができるなぁ」とか「アレ?これってアレにそっくり」とか
「アカン、これは合わんわ」とか思いながらいろいろと。

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教会務めの神官ですが、勇者の惨殺死体が転送・・・・・
家業が詰んだので異世界で修理工はじめました
多分僕が勇者だろうけど彼女が怖いので黙っていよう
片田舎のおっさん、剣聖になる・・・・(連載中)
Aランクパーティーを離脱した俺は、元教え子たちと・・・
無能扱いされてパーティーを追い出された・・・・・(未完)
聖女召喚に巻き込まれましたが、追放されたのでスキル・・・・
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す(連載中)
愛さないといわれましても~元魔王の伯爵令嬢・・・
辺境の老騎士

などなど。完結したものもあれば、未完(放置)のもの、連載中の物もあり、なかなか楽しんでおります。
おかげで、古本を購入するお小遣いの節約になっております。
ただ、目にはよくないようですので長時間の読書はほどほどにせねば・・・。

[ 追記 ](10/11)
このブログのことを知っている知人から指摘がありました。
「前にブログで電子書籍について言うてたんとえらい違うこと書いてたな」と・・・。
調べてみたら2012年に「電子書籍に対する勝手な懸念」として投稿していました。
読み直してみてなるほど、今の書き方と違う自分がなんか言っています。
古本(低価格文庫本)を中心に据えた自分の読書スタイルが成り立たなくなるかもという懸念や
スマホを持ち歩いて壊した時の出費への懸念など小者感満載の物言いでした。
基本、今も読書スタイルに変わりはなく、文庫本愛やお店での本探しにワクワクすることにも変わりはありません。
ただ、新たなジャンルに触れて(沼にはまって)何か声を上げたかったということなんです。
コメント
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