年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

『涼宮ハルヒの驚愕』展開予想(?)…朝倉涼子復活しそうですね。

2008-08-30 03:08:22 | 涼宮ハルヒ
元素周期表からハルヒを分析するというネタの続きです。谷川さんの意図とは無関係に、全て偶然の一致と無理矢理コジツケですが、まあ、理屈と膏薬は何処にでも貼れると言う事でご容赦を。
『原子番号』を表す記号『Z』で『ZOZ』団に繋げられるのも嬉しいですね。
セシウムの原子番号55→朝倉の部屋番号505号室、とコジツケて、
語源のcaesius=青空色から、『涼宮ハルヒの陰謀』のハルヒのセリフ『青鬼』に繋げて、
ZOZ→202→22=77-55でZOZ発生原因は55のマイナスのせい=朝倉の情報連結解除のせい→『分裂』の解決には55のプラス=朝倉の復活が必要という展開。
何の難しいことは要らず、ハルヒ小説版斜め読みと高校理科で片が付きます。
朝倉は好きなキャラなので、復活の可能性を導き出せてコジツケでもホッとしました。大団円に一歩近づいた気分。終わり良ければ全て良しですよ。
『朝倉=青鬼』説を鶴屋山から発見された金属片の原子番号からコジツケで補強してみました。偶然の一致に過ぎませんけど、私も『朝倉=青鬼』説には賛成ですので、まあ、自己完結に過ぎませんが、勝手に喜んどります。
『ZOZ』の『OZ』=02=『オニ』はいつものふざけ過ぎということで。
久々に登場の朝倉さん、脱ぎ要員です。このポーズは、前にFate本の表紙でイリヤにやらせた格好のセルフパロディです。
面白いハルヒ同人紹介
tp!『きょうもハレ晴レ!vol2』:唯一入手出来ていなかったvol2を有り難い事に広瀬さんの御厚意で入手できたので紹介します。広瀬さん、安定した技術力+ネタの水準です。
vol5で一区切りのようですが、一貫して洗練された編集の本で(今回もop漫画がある)その器に盛られる作品のキャラもデザイン化されております。
パンツ丸出しのちびハルヒ(キョン激ラブ)、失禁猫長門、バニーみくる、ガチ古泉、キャラ立ってます。広瀬ワールドを作ってます。こういうキャラの肉付けはいろいろ応用できるので盗まないといけませんね。壊す匙加減とか。
ジェームズ三木さんが『事件の起こりそうな人物関係を思いついたら勝ち』みたいなことを仰ってましたが、『勝ち』のキャラ性格付けですね。
造形もかわいらしい猫長門の失禁攻勢や、虐待されてもめげないガチ古泉の接近、それだけで事件。今回も古泉虐待だけで押しちゃうネタが。可愛そうなのに笑ってしまいます。自業自得のところもありますし。
まあ、小ネタ連打4コマは箸休めで、メインのネタは閉鎖空間も発生するちょっと重目の展開なので、キャラの活躍には良いバランス。普段は陽気におどけているけど締める所はきちんと締める、というヤツで。特にここのキョンがしっかり者で、きちんと事態を収拾するのが良いですね。安心して読める理由。
今回はかわいらしい鶴屋さんに引っ掻き回されますが、こんなデフォルメキャラでも、こんな展開が可能なのかと眼からウロコが落ちます。niceboat、画像を見るのは初めてです。デジタル化って凄いですね。
丁度先日読了した機本伸司『僕たちの終末』の『行動』についての意義付けと同様の意義付けでキョンが事態打開するのが面白かったです。同時代性。
エピローグ漫画(?)、素直になれないメイドコスプレハルヒが事件をうまく締めくくってます。ほほえましい。こういう、女の子達を愛でるネタ(この本に収録されたみくる、長門、鶴屋さんとの絡みのネタ)を押さえてくるのが上手いと思います。作品世界に厚みが出ますね。学ばないと。
消失ハルヒの解釈で抜きん出ているskirthikeさんが消失ハルヒの素直になれないメイドコスプレネタ=デレ90%で本を1冊出せておられますから、広瀬さん、ずいぶん贅沢なシチュエーションの使い方だと思います。
ed漫画は読んでのお楽しみですよ。ちょっとすごい。
tp!『きょうもハレ晴レ!vol5』:一応一区切りだそうで、最後ではないそうですから、広瀬さんがハルヒに再臨なさるのをお待ちすることにします。
私が今までここで紹介したサークル、紹介する予定でまだ紹介していないサークルは、才能をハルヒジャンルに注いで下さって、放映終了後もハルヒジャンルが廃れるのを阻止してきた功労者達です。ファンにとっては有り難いことです。
いきなり『眼鏡ポニテ』オリジナルキャラ登場、という冒頭。この世界の『お約束』、人間長門登場はシリアス展開の予兆。ああ、ネタの反復は構成にプラスに働くようにすべきだなあと思いました。
ラストの『情報操作』の残酷さに身震いしました。これがやれる人間でないと、これだけのギャグとシリアスの振幅はやれないのかもしれません。
『幽霊朝倉無視ネタ』も、よく考えるとかわいそうな話ですし。東ガル会さんが同様の『気づいてもらえない朝倉』ネタでシリアスな本を出しておられたことを考えると、これまた贅沢なネタの放出。福田恆存は悲劇と喜劇が区別できない場合があることを指摘していたそうですが、この場合がそれなのかもしれません。
後書で真面目ネタは自重するかもしれない、というようなことを書いておられますが、広瀬さんにしかやれないことがやれるのですから続けていただきたいです。構想が有るのでしたら、お蔵入りは勿体無いです。
シリアスは、信じてないことをオチまで描ける器用な人以外は、各人の信念を形にすることになります。死ぬまでの時間は有限ですから、他にやりたい事があるなら仕方ないですが、信念の表出を我慢するのは後悔に繋がる危険が高いと思います。
マークトゥエインの言葉だそうですが、『若いうちはやったことを後悔し、老いてからはやらなかったことを後悔する』というのがあって、私は年寄りの仲間入りをしてるから、やるべきだと言ってるだけなのかもしれませんが。
前に増田さんのところで引用した『古泉で踏み台昇降』ネタはこの本に収録。深刻なネタと同時進行ですが、爆笑してしまいました。コントラストはストーリー展開の細部を詰める時の基本技巧だそうですが、この対照は凄い。
キョン妹鋏ネタなんかシュールギャグに突入です。こわいです。
オマケ漫画のみくるウサ耳(2でも活躍)がラストで喋るのを見て、ノッポさんを思ってしまいました。偶然にも『僕たちの終末』に『ノッポ』が登場していて、シンクロは面白いと思いました。
長くなったのでつづきます。まだまだ紹介すべきものは沢山あります。