前にも書いた、国木田が佐々木さんのことを好きだったのではないかという思いつき。
ねこうさプリンさんやOverallさんが『客観的にいちゃいちゃしてるようにしか見えない佐々木キョン』を描いてらしたので、『いちゃいちゃに素直に従わない』キョンを描いてみました。…まだまだいちゃいちゃしてますね。
27日のCOMIC1に来てくださった方には感謝であります。あいかわらず挨拶回りで結果的に威嚇になっていたような気もします。失礼しました。
応援してる作家さんがここを読んでおられたと知って、継続は力なりだと思いました。
ハルヒ本10000円分くらい買いましたので、また紹介してゆけるかと思います。
面白いハルヒ同人
エスエフ「何があろうと世界は回る」:コピー本。ストーリー漫画担当の方と、4コマ担当の方の2人誌ですが、執筆者名が不明です。私もコピー本ではサークル名も執筆者名も描かない事が多いですが。
ハルヒが小さくなった!ネタのストーリー漫画は、小さくなった騒動ではなく、オチがやりたかったのがラストでわかります。かわいらしいハルヒですね。
恐らく、原作でもキョンはこんなだと思います。キョンの付き合いのよさが改めて浮き彫りになりますね。
背景をフリーハンドでへろへろ器用に処理してるのですが、カメラアングルや全身像を挟むのが上手いですね。
必要に応じてキャラが枠線をブチ破るので、保守的なコマ割なのに気にならず、描く側の興が伝わってくるように感じられます。
4コマは、憂鬱の元ネタ脱線ネタ。長門が地味に怒ってるのがなんとも。朝倉への攻撃が首絞め、が凄い。
キョンの特撮へのこだわりが貫いてます。想像内容がいい、とか思ってたら本当に巨人登場が笑いました。
バスキングダム王国「みくるINDEX」:4コマ本。導入漫画付き。たまに自由連想に陥るのがシュールレアリズムみたいだと思いました。『少年少女の少が笑ってる』なんて現代詩、前衛詩のモチーフですよね。
『ファックされながら出てくりゃいいのに』は笑いました。脇見運転で事故、とか笑っちゃいけないのでしょうが、笑ってしまいました。
みくるの未来予知ネタ(?)良いお話なんですけど、4コマに詰めるとギャグにできちゃうんですね。こういうのは盗まないといけませんね。
オマケ漫画の釣られた尻の主が気になります。
S.P.P「長門有希が食べる理由の一つ」:コピー本。高野千春さん、線トーンの使い方が面白いですね。銅版画的。
面を埋めるフリーハンドの線の密度が適当なので、かなり雑なカケアミなのにトーンと重ねたり、密度でグラデーションの効果を出したりとか出来てるのが凄い。
カレーを線で表現できてるのが凄いですね。女の子の髪の線画処理とか見ると、美術のペン画の習練が有る方のような気がします。
家族としてのSOS団が理想だそうで、ネタもハルヒと有希でカレーを食べ、パーティの計画をするという日常を『お話』に作り込んでます。ほのぼの。
流してしまうような細部をきちんと詰めると、一作の作品に出来るという手本ですね。勉強になります。
アニメ『みなみけおかわり』の無駄なキャラの動きは、演出の狙いでは日常を作品に高めるための小細工のつもりだったのでしょう。1期『みなみけ』のほうが少ない動きで無駄なく効果的にそれをやれてました。
京アニも、現地ロケや小物の設定を詰め、光線や構図を実写に近づけることでハルヒ世界を作りこんで、何気ないことを面白く退屈しないようにしたのだと思います。高野さんの作品はこれに通じるものですね。
Typemoonの武内さんは、全く逆に、『リアルであっても面白くなければ意味が無い』という立場を打ち出しているので、近松門左衛門が『嘘と真の間を物語りは取る』と定式化して以来、そしてこれからも、この両極の間を『面白さ』はフロンティアにしてゆくのでしょう。
まだまだ続きます。
ねこうさプリンさんやOverallさんが『客観的にいちゃいちゃしてるようにしか見えない佐々木キョン』を描いてらしたので、『いちゃいちゃに素直に従わない』キョンを描いてみました。…まだまだいちゃいちゃしてますね。
27日のCOMIC1に来てくださった方には感謝であります。あいかわらず挨拶回りで結果的に威嚇になっていたような気もします。失礼しました。
応援してる作家さんがここを読んでおられたと知って、継続は力なりだと思いました。
ハルヒ本10000円分くらい買いましたので、また紹介してゆけるかと思います。
面白いハルヒ同人
エスエフ「何があろうと世界は回る」:コピー本。ストーリー漫画担当の方と、4コマ担当の方の2人誌ですが、執筆者名が不明です。私もコピー本ではサークル名も執筆者名も描かない事が多いですが。
ハルヒが小さくなった!ネタのストーリー漫画は、小さくなった騒動ではなく、オチがやりたかったのがラストでわかります。かわいらしいハルヒですね。
恐らく、原作でもキョンはこんなだと思います。キョンの付き合いのよさが改めて浮き彫りになりますね。
背景をフリーハンドでへろへろ器用に処理してるのですが、カメラアングルや全身像を挟むのが上手いですね。
必要に応じてキャラが枠線をブチ破るので、保守的なコマ割なのに気にならず、描く側の興が伝わってくるように感じられます。
4コマは、憂鬱の元ネタ脱線ネタ。長門が地味に怒ってるのがなんとも。朝倉への攻撃が首絞め、が凄い。
キョンの特撮へのこだわりが貫いてます。想像内容がいい、とか思ってたら本当に巨人登場が笑いました。
バスキングダム王国「みくるINDEX」:4コマ本。導入漫画付き。たまに自由連想に陥るのがシュールレアリズムみたいだと思いました。『少年少女の少が笑ってる』なんて現代詩、前衛詩のモチーフですよね。
『ファックされながら出てくりゃいいのに』は笑いました。脇見運転で事故、とか笑っちゃいけないのでしょうが、笑ってしまいました。
みくるの未来予知ネタ(?)良いお話なんですけど、4コマに詰めるとギャグにできちゃうんですね。こういうのは盗まないといけませんね。
オマケ漫画の釣られた尻の主が気になります。
S.P.P「長門有希が食べる理由の一つ」:コピー本。高野千春さん、線トーンの使い方が面白いですね。銅版画的。
面を埋めるフリーハンドの線の密度が適当なので、かなり雑なカケアミなのにトーンと重ねたり、密度でグラデーションの効果を出したりとか出来てるのが凄い。
カレーを線で表現できてるのが凄いですね。女の子の髪の線画処理とか見ると、美術のペン画の習練が有る方のような気がします。
家族としてのSOS団が理想だそうで、ネタもハルヒと有希でカレーを食べ、パーティの計画をするという日常を『お話』に作り込んでます。ほのぼの。
流してしまうような細部をきちんと詰めると、一作の作品に出来るという手本ですね。勉強になります。
アニメ『みなみけおかわり』の無駄なキャラの動きは、演出の狙いでは日常を作品に高めるための小細工のつもりだったのでしょう。1期『みなみけ』のほうが少ない動きで無駄なく効果的にそれをやれてました。
京アニも、現地ロケや小物の設定を詰め、光線や構図を実写に近づけることでハルヒ世界を作りこんで、何気ないことを面白く退屈しないようにしたのだと思います。高野さんの作品はこれに通じるものですね。
Typemoonの武内さんは、全く逆に、『リアルであっても面白くなければ意味が無い』という立場を打ち出しているので、近松門左衛門が『嘘と真の間を物語りは取る』と定式化して以来、そしてこれからも、この両極の間を『面白さ』はフロンティアにしてゆくのでしょう。
まだまだ続きます。