goo blog サービス終了のお知らせ 

モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

競争、激化・・・

2005年05月28日 | 書籍業界にて想う
以前住んでいた駅で降りて、ショッピングを楽しんで参りました。
そのついでに、良く行った駅前の小型書店さんへ・・・行こうとしたらそのすぐそばに、チェーン店本屋さんができていました。そのビルの地下でCD・ビデオ販売とレンタルをしている会社の、書籍販売部門です。

この駅には、その先の百貨店の中にも大手書店が入っていて、この小型書店さん(おそらく個人経営)としては戦々恐々としていたと思うのです。ただ、百貨店の中の書店は4階にあり閉店時間も早く、会社帰りの方々は行かないだろうなぁという立地ですが、新しくできたチェーン店さんは、まさに会社帰り向け・・・これは小型書店さんのほうはさぞかし大変だろう、てか、まだ無事にがんばっているのかしらと不安になりながら行ってみると、がんばっていらっしゃいました。
レジ位置が変わり、コミック売り場が増えるなど、あれこれ努力されてるのが伝わってきます。
土曜日の昼下がり、店長さん自らレジに立ち、さわやかな接客をされてました。
自分の務め先も個人経営書店なので、つい応援したくなるのです。

「今後もがんばってください。」
と、ココロの中でエールを送って、今日発売の550円の雑誌と600円のマンガ雑誌を買って帰ってきました。(←けっこうフンパツしたつもりなワタシ)

二冊そろいました

2005年05月26日 | 書籍業界にて想う
昨日、「いつでも夢を」が入荷しました。
出版社に電話しちゃう前に届いてよかった。
無事、二冊並べることができました。
恩田陸、角田光代の隣にコーナー設置。

たぶん、長期戦になるでしょう。
今読んでる本を読み終えて、前から気になってた本も読み終えて、さて次は何を読もう?と思った時、目に留めてくれるといいなぁ。

・・・まず自分で読みましょう、という気に、やっとなってきました。

入荷

2005年05月24日 | 書籍業界にて想う
昨日、表紙のキレイな本、「青空のルーレット」が入荷。
「いつでも夢を」は入荷せず・・・。出版社に注文しなきゃならないようです。
どうしようなぁ。「青空~」の売れゆきを見てからにしようかなぁ。でも二種類並べないとインパクト薄い気がするし・・・。

とりあえず今のところ、まだ一冊も売れてません。
これから、これから。

巻数の表記

2005年05月23日 | 書籍業界にて想う
コミックの背表紙にある巻数が読みにくいものがあるんです。
ジャンプコミックス「ワンピース」・・・・・・。
どーゆーワケか、漢数字で書いてあるんです。算用数字ではなく。
一巻、二巻あたりは構わないのですが、二十三巻とか三十二巻とかがやっかいです。
縦書きで書かれてるので、つい目を細めてしまいます。

「ドラゴンボール」や「ナルト」が漢数字なのはまぁいいんですよ。
作品の雰囲気的に、漢数字のほうがよかろう、と思います。「ナルト」なんて特に。
でも、「ワンピース」ですよ。海賊アドベンチャーですよ。どうして漢数字なんですか。
(しかもどうやら、他の作品に比べて、特に巻数部分が読みにくい。数字にかぶせてあるあの海賊マークがいかんのだと思う!)

23巻を持っていくつもりがいざ棚に入れようとしたら32巻だったりした本日。
そんな出来事、実は二度目です。

追記:でも、ローマ数字で「Ⅷ巻」とか「Ⅳ巻」とかやられるよりはマシか。

キレイな表紙

2005年05月20日 | 書籍業界にて想う
表紙のきれいな、ジャケ買い(売り?)狙いの文庫は無いものかと思っていたところ、見つけました。
「青空のルーレット」(辻内智貴)(光文社文庫)
吸い込まれそうな青空にタイトルが乗ってました。
そして、ちょうどいい具合にオビ着き。そのオビがまたなんともイイ。
キャッチコピーは「ソーカイ感の持続時間は8時間」(少し違ってるカモ)
裏表紙のあらすじを読むと、なかなか面白そう。底の浅いお涙頂戴モノではない様子。
中をぱらぱらと読んでみても、読みやすいカンジ。ヨシヨシ。
さらにいい具合に、この著者、同じ光文社文庫で「いつでも夢を」という本も書かれていて、こちらも同じ雰囲気の素敵な表紙。
一冊だけぽつんと置いたのではやはりインパクトがなく、また、今までの経験からシリーズモノのほうが動きがよいので(購買意欲、というか読破意欲が湧くらしい)、2冊並べられるのは非常に理想的。(今回のコレはシリーズではないですが)
早速発注。
まずは取次(問屋さん)へ。
在庫あるといいな。そしたら火曜日には届くことでしょう。
売れるかな。売れるといいな。経過報告、したいと思います・・・さっぱり売れなくても。
しかしこーゆー場合、まず自分でちゃんと読んでみるべきなんですかね。

「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」

2005年05月19日 | 書籍業界にて想う
図書館で見つけた「ヴィレッジ・ヴァンガードで休日を」(リブリオ出版)を読みました。
8年ほども前の本だし、いま自分の働いている本屋とはタイプの違う本屋のハナシだしで、全てが参考になるわけではもちろんありませんが、やっぱりなんとも刺激を受けます。
「あ、これ、ウチだったらこんな風にできるな」とか、「こんな視点で商品を集めてみたらどうだろう」とか、わが身に置き換えて読める部分が多数出てきます。
この刺激、とても重要です。
毎日毎日同じ作業を繰り返していると、見えてたモノが霞んでいくような気がしますが、そこにこんな刺激を受けると、モヤが少し晴れて、明日の仕事がなんだか楽しみになってくるのですよ。

寝坊した朝と発注締め切り

2005年05月18日 | 書籍業界にて想う
毎月今くらいには来ているハズの来月分のコミック・文庫の発注書が届かないので取次ぎ(問屋)さんに電話してみたらば、「もう送りましたよ。今日締め切りなんですけど・・・」とのお答え。わぉ。
すぐにFAXで送ってくださいました。しかも「明日までで良いですよ」とのこと。素敵!
それでも急がなくちゃならないことには変わりなく、他の仕事全てなげうって数出し(注文数決定)をやったら、なんとたったの2時間半で終わってしまい、無事、残業もせずに本日中に返信できてしまいました。

寝坊したけど会社や学校に間に合った時、同じ気持ちになりますね。
「な~んだ、たったこれだけの時間でなんとかなるんじゃん。」と。

しかし、これまた慌てて家を出るとたいてい忘れ物をするのと同様に、
FAX送った後で失敗に気付きました。
来月予定の集英社「ごくせん番外地」。
番外編コミックだと思ったら、「オフィシャルガイドブック」だそうじゃないですか。
通常コミックと同数を発注しちゃいました。あ~あ。
まぁ「書き下ろし番外編」も載るそうなので、いっかぁ、売れる売れる!きっと!!

・・・・・・。
せっかく「明日までで良い」っておっしゃってくれたんだから、ご厚意を素直に受ければよかったのです。
はぁ。

CLAMP2作品

2005年05月16日 | 書籍業界にて想う
今月は、CLAMPのマガジン作品2点、ひさびさ同時発売ですね。
「ツバサ」と「×××HOLIC」
買ってる人は両方買ってるモンな気がしてましたが、どちらか片方だけしか買われない方も意外といらっしゃるようで。
リンクしてる2作品、あっち側はどうなってるか、気にならないのでしょうか。
どうです?両方買っちゃいませんか?(誘惑の囁き)

今回の「HOLIC」は緑色。
「ツバサ」と揃いの色で、いい雰囲気です。

「菊地君の本屋」

2005年05月08日 | 書籍業界にて想う
ヴィレッジヴァンガードという本屋の本、「菊地君の本屋」という本を読みました。
初版は1994年なので、ちょっと古い本ですが。
ヴィレッジヴァンガード。
雑貨と本を一緒に売っている、ということで有名。
いろんな面で学ぶことが多い本屋さんで、好きです(告白?)

この中で、「返品は、出てあたりまえ!」という言葉に勇気付けられました。
そっか、と。
返品率上がって配本が減っちゃったら、注文して仕入れればいいじゃん!と。

などと開き直ってみても、その注文品が来ないのがモンダイなのよね、と、またもとの場所に戻る、と。


「菊地君の本屋」(永江朗)
(アルメディア)
コチラでどうぞ

広場へ

合間はむしろ忙しい

2005年05月02日 | 書籍業界にて想う
連休の谷間。仕事でした。
気合も入らないし、何となく荷物が少なくお客さんも少なくてヒマな一日なんじゃないかなぁなどと勝手に思い込んでました。
でも、従業員口をあけてびっくり。雑誌が文字通り山になってました。
・・・あたりまえ。今日は2日。毎月、大変な思いをして商品を出している日じゃないですか。
ちぇ。