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モルツーの日々@競馬と本と日本史他

本が好きな書店員(出版社営業部から書店員に出戻りました)。史跡巡りの写真を素敵に撮りたい。馬も好き。

第一巻

2005年06月17日 | 書籍業界にて想う
7月のコミックは、注目タイトル目白押しなのに加え、期待の第一巻がいくつかあって、ドキドキです。
どれくらい売れるかの予測をつけながら注文数を決めてます。
その読みが、当たるか外れるか・・・。
大きく外れてしまった場合、一ヶ月間、ストック置き場の在庫の山を見つめて胃をさすることになります。
中でも、ジャンプの「ユート」「ネウロ」、サンデーの「見上げてごらん」「ブリザードアクセル」が気になるトコロ。

「ユート」、結構勝負しちゃいました。
さて、どうなりますか。
月初発売の「ユート」と、15日発売の「ブリザードアクセル」を新刊台で隣合わせに並べてちっちゃく「スケートフェア」をするのが楽しみです。
真夏ですけど。

雨の日は素通り

2005年06月16日 | 書籍業界にて想う
本屋潰すにゃなんにもいらねぇ。ただ、雨が降ればいい。
・・・・・・。
なんてことをちょっと前に取次の営業さんと話してました。辛い時期です。売上的に。
しかも、月も後半。コミック新刊ラッシュです。
いろいろとオイシイ物を揃えてお待ちしているとゆーのにさ。
皆さん、駅から降りても店の前を素通り・・・。
いいもの、入ってますよ~!

・・・まぁ確かに、雨の日って大事な本を持ち歩きたくないですよね。
しかも傘閉じるのめんどーだし。荷物も増やしたくないし。

売れた!2

2005年06月13日 | 書籍業界にて想う
土日の休みを挟んで本日月曜日。
店に行って売り場を見たら、「いつでも夢を」と「青空のルーレット」が減ってるじゃないの!
スリップで確認したところ、
11日(土)「青空のルーレット」1冊、「いつでも夢を」1冊
12日(日)「いつでも夢を」1冊
このように売れたようです。
などと、レジ担当をしながらスリップを見ていたら本日一人目のお客さんがレジに。
手にはなんと!「青空のルーレット」!!

皆様、お買い上げいただき、ありがとうございます!

さて。これで5冊入荷で残りは2冊。(棚はもとから各1冊入ってるのでカウント外)
平積みにした甲斐はあったよな。ヨシヨシ。とりあえず肩身の狭い思いはしなくてすみそう。
調子に乗って、追加注文しました。さて、どうかな。

「野望円舞曲 第6巻」

2005年06月09日 | 書籍業界にて想う
「野望円舞曲 第6巻」を買いました。
デュアル文庫(徳間書店)の今月の新刊です。
そう、私は田中芳樹ファン。中でも、銀英伝大好き。
今さらティーンズ文庫(最近はライトノベルと呼ぶのですよね、そういえば)はナンかなぁとは思うのですが、抗えませんでした。
もう設定やらキャラやら、ツボ突かれまくりで鼻血吹きそうですわぃ。

でも、これまでの話を忘れてる上に登場人物も多くその上あちこちに話が飛ぶので、なかなかに読み進めるのに体力が要ります。
1巻から読み返すべきか・・・でも新刊が出るたびに読み返すハメになるだろうなと思うと、それもなんだか。完結したら読み返そうと思ってますが、果たしていつになることやら。

来月

2005年06月06日 | 書籍業界にて想う
7月の新刊ラインナップが届きました。
うきうき。
来月は何が出るのカナ~と仕事中に眺めるあの時間が好きです。

しかしなんともさすが7月。
コミックは、ビッグタイトル目白押しでした。
特に集英社。の、ジャンプコミック。
あまりに楽しみすぎて、青ざめてきたほど。
ストックを置いておく場所が確保できるか不安なほどの目白押しっぷり。
どんなモンなのか、皆様本屋さんの壁に貼ってある一覧表をぜひご覧ください。
加えて、サンデーコミックス・マガジンコミックスの発売日が重なりました。15日。悪夢ですね。
集英社のトコロでショックを受けすぎてたのではっきりとは覚えていませんが、両社確実にこれまたビッグタイトル目白押しなのは間違いないワケで。
発売日当日は、すずめの涙ほどの新刊台に全タイトルを並べなければならないワケで。
そろそろ梅雨も明けてカンペキ暑くなってる中、汗だくになってダンボールから本を取り出してる自分の姿が見えてしまって今からそりゃもう・・・・・・・・・楽しみです。

文庫ではみうらじゅんの「いやげ物」が気になってます。値段次第でゲットだわぃ。

どーかしてるよ!(笑)

2005年06月05日 | 書籍業界にて想う
みうらじゅんの「とんまつりJAPAN」(集英社文庫)を読みました。
やってる本人達は毎年のことなので何の違和感もなくやっているが、ハタからみたら「どーかしてるよ!」と言いたくなる祭りを、みうらじゅん氏が尋ねて廻った記録。

ワタクシ、ツボにハマって大変でした。

確かにどーかしている祭りの様子を、この著者がこれまたおもしろな視点で解説してくれてて笑かされてしまうのです。
すっごく気に入ってしまって店で平積み販売とかしたいのですが、ちょっとお子様方にはシゲキが強すぎる、とゆーかお母様方からクレームが来そうで怖いので諦めました。

スケートモノマンガ

2005年06月03日 | 書籍業界にて想う
「ホイッスル」を書いていた樋口大輔の新作「GO AHEAD-ゴーアヘッド-」第1巻(集英社ジャンプコミックス)を読んでみました。
2巻以降の発注数の参考と趣味を兼ねて。
某マンガ専門店のベテラン販売員(もと上司)が大絶賛していると聞いて期待して読みました。
期待すると大抵裏切られるモンですが、面白かったですよ。
アイスホッケーモノです。
こまっしゃくれた少年と、もとアイスホッケー選手のナイーブな青年が出会って、どうやらアイスホッケーをするようです。(おおざっぱな説明ですみません)
まだ1巻なので、その青年がアイスホッケーに戻ってきそうなあたりまでしかハナシは行ってないのですが、ふむふむ、期待できそうなカンジ。
青年が再びスケート靴を身につけるに至るシーンにはドキドキさせられました。熱いです。

マンガとしてきちんと面白く、スポーツマンガであり、なおかつ女性同人誌界にウケそうな作品は、期待大です。
・・・不純な自分が時々悲しくなります。いつからこんなに穿った見方をするようになってしまったのでしょうか。もっと純真にマンガを楽しみたいです。

にしてもスケートモノが流行ってて、ちょっと嬉しいです。
流行ってるのか流行らそうとしてる人がいるのか分かりませんが。
週刊ジャンプでスピードスケート。
月刊ジャンプでアイスホッケー。
少年サンデーではフィギュアスケート(男子)。
たぶんどっかの女性マンガ誌では女子フィギュアモノもやってることでしょう。やってた気がする。
来シーズンのトリノ。楽しみなんです。

コナン婚

2005年06月02日 | 書籍業界にて想う
「名探偵コナン」の作者・青山剛昌氏と、その声優・高山みなみ氏がご結婚だそうです。
・・・・・・。
なんか名実ともに、コナンの全ては俺のモノ、みたいな?
いやいや、そもそも作者のモノですけど。
何を言ってるかって、みんなのヒーローを独り占めされたような気がしてちょっと悔しいんです。

でも、かく言う私、前作の「YAIBA」。アニメ化以前からのファン。
(ご両人は、この作品でも原作者と主人公声優のカンケーでした)
大好きだった鬼丸役を、私の大好きな声優・堀川亮サンがやると知って狂喜乱舞した思い出があります。
「まじっく怪斗」も大好きです。「YAIBA」が終わって「コナン」が始る前、「まじっく怪斗」が連載にならないかな~とか思ってました。
高山みなみさんも、思い返せば「らんま1/2」のなびき役で知って以来、好きな声優さんの一人でした。
「らんま」のキャラクターCDを聞いて「歌、うまいな~」と思ってたら声優とは別に「TWO-MIX」で活躍されてたり。「TWO-MIX」が「コナン」に登場した時はそりゃあもうドキドキしたモンですよ。「やってくれるぜ!青山剛昌!」と、サンデー片手に燃えてたモンです。

そうですか、そんなお二人がご結婚ですか。
しかも逆プロポーズだそうで。素敵です。
これからも、お仕事がんばってください。て、コレはファンレターですか。
ああもう、まとまりないですね。
なんてゆーか、なんだかびっくりしちゃって。
今朝「女性セブン」の表紙に小さく「コナン婚」の見出しが載ってたのを見た時から。
「コナン婚」て・・・・・・なんじゃそりゃ!。

とはいえ、お幸せに。
どんな結婚生活になって、それが作品にどう反映されるのか、チョット楽しみです。


こちらにそのニュースが。
http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_06/g2005060202.html

バカー

2005年06月01日 | 書籍業界にて想う
ベストセラー「バカの壁」。
びっくりするぐらい息の長いベストセラーを、今日また一冊売りました。
怖いんです。
「バカの壁」という題名を見ながら
「カバーおかけしますか?」と聞くのが。
「バカーおかけしますか?」と言ってしまったらどうしよう、と思って。
たぶん言わないだろうとは思うのです。語感が違いますし。
でも、題名を見てしまった瞬間、不安にとり憑かれるのです。
「(カ、カ、カ、)カバーおかけしますか?」と、心の中で助走をつけて声に出すことにしていますが。
いつか、やっちまいそうです。

売れた!

2005年05月30日 | 書籍業界にて想う
売れましたよ、「青空のルーレット」と「いつでも夢を」が一冊づつ!
買ってくれたアナタ、ありがとう!!(どこのどなたか存じませんが)
しかも、一人の人がまとめて買ったわけではないようです。
毎日集計しているスリップ(本に挟まっててレジで抜き取る、しおりみたいなアレ。アレで、何が売れたのかが分かる)が、別々の日に入っていました。
てことはその人たちがもう一冊も買ってくれる可能性はあるワケで。

こんなに早く動きがあるとはびっくり。
幸先よいですのぅ。くふふ。