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まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

大江の家(T邸 その3)

2014年02月28日 | T邸新築工事
もうすぐ棟上げです。

2月の終わりに棟上げをしようと頑張っていたのですが、木材の多さと職人不足で遅れてしまいました
3/7に棟上げの予定です。

今、切り込みを三角でしているので写真を撮ってきました






三人の大工が切り込みをしています




土台の継ぎ手部分です
上の写真の木材の溝に下の写真の木材をはめ込んでつなぎます
「かま継ぎ」と言います




これは土台の「仕口」です
木材がT字型につながる部分の加工の部分を撮りました
寸法に違いがあるのが分かりますか
これは、力が掛かるほうを考えて片方を絞ってあります。
これにより木材が下がることがありません。
金物に頼る必要が無いように考えてあります
これも「大工の知恵」です






これは、土台以外の横架材をつなぐ「継ぎ手」です
「追っ掛け大せん継ぎ」と言います
これには「雄・雌」があり、やはり下がらないような工夫がしてあります




柱や小屋束などの「ほぞ」です
この部分を土台や横架材に差し込みます
ここで見てほしいのは「ほぞ」の長さです
下は土台の下までの長さがあり、上にもけっこうな長さがあります。
この長さが無いと「込み栓」が打てません
また土台の下まであるのには訳があります
その訳は、柱に掛かった力を直接基礎に伝えるためです


こんな小さな材料もすべて何がしかの加工が施されています
だからこれだけの時間が掛かるのです
この時間があるから、その間に木材乾燥していくのです

これらのすべての材料が組み合わされて一軒の家の「骨組み」が出来ます

興味のある方、是非見に来てください。
ただ棟上げ当日はお相手は出来ません、そっと見ていってください
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