makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

梅ふふむ・ほころぶ

2017年02月28日 | 日記

今日の一枚。

梅ふふむ。ほころぶ。

梅や桜の咲きぐわいを表す言葉には「ふふむ」と「ほころぶ」があります。

「ふふむ」とは蕾ができたことを言い、

「ほころぶ」はその蕾がぽっと僅かに開くことを言います。

この写真は、まさに、「ふふむ」「ほころぶ」「咲く」の三段活用かと^^♪

例えばこの句。

「梅ふふむ月も半ばのこゑきけば     高澤良一」

この場合は2月も半ばになって蕾ができたことよ、という句でしょうか。

「花ふふむ一枝を水にさしのべて     黛執」

俳句では桜のことを「花」と言います。

「一枝を手折りて花瓶に挿した桜がほころんできた」ということでしょうか。

桜は散りゆくのも早い。

梅は「凜」として咲くのに対して桜は夜になればどこか「妖艶」。

      幽霊のゐるやもしれぬ夕桜     mako

そんなイメージを持つのが「梅」と「桜」の妙だと思いますね♪

これはあくまでも私の感じかたです^^v

美は「観るがわの感じ方次第」ということでしょうか^^♪

ああ、早く梅や桜を撮りたいわぁ~♪