摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

約束の日

2012年09月10日 18時40分29秒 | しゃかい
2012.9.9 産経ニュースより転載

 メディアと政治家との関係に関心がある人に、ぜひ読んでもらいたい。戦後体制からの脱却と公務員制度改革、教育改革、憲法改正への道筋作り…。文芸批評、音楽批評を専門とする著者が畑違いの政治分野で丹念に追跡し、拾い集めた安倍政権の足跡、実績と、スキャンダル暴露と印象操作に終始した朝日新聞の報道のあり方をたどると、あまりの乖離(かいり)に愕然(がくぜん)とするだろう。

 「安倍の葬式はうちで出す」。本書では、この安倍内閣当時の朝日幹部のグロテスクな言葉が繰り返し引用される。政治評論家の三宅久之は著者に、朝日の若宮啓文論説主幹(現主筆)とのこんなやりとりを明かしたという。

 三宅「朝日は安倍というといたずらに叩(たた)くけど、いいところはきちんと認めるような報道はできないものなのか」

 若宮「できません」

 三宅「何故(なぜ)だ」

 若宮「社是だからです」

 特定の政治家を叩き、おとしめることが社是である新聞社とはどんな存在だろうか。それは、むしろ政治的意図をあらわにしたプロパガンダ機関というべきだが、社論を決定する地位にある人物がこう述べたというから驚く。

 メディアが権力者を批判するのは当然だが、著者が指摘する「明白なウソ」「虚偽のストーリー」による安倍叩きに正当性はあるのか。本書は、安倍内閣で首相補佐官を務めた世耕弘成が大学生に語った述懐を取り上げる。

 「今でもよく思うんだよね。安倍内閣とは一体何だったのだろうって。あの叩かれ方は何だったのだろう」

 また、本書は実証的なアプローチも欠かさない。それによると朝日は、安倍内閣の松岡利勝農水相の政治資金問題の関連記事は125件も掲載した半面、民主党の小沢一郎代表の政治資金問題は14件のみ。安倍が推進した教育基本法改正に関して反対運動の記事70件を掲載したが、賛成派の動きは3件だけだという。

 反安倍勢力に封印されたあの時代を、正確な記憶として取り戻す-。本書はそのために書かれ、安倍復活の「約束の日」への切望を表明して締めくくられている。(幻冬舎・1575円)

 評・阿比留瑠比(政治部)

(転載終わり)

どうしてもより多くの方に知っておいてもらいたかったので転載させていただきました。

先ほども、地元の日テレ系のニュースで、明らかに自民党叩きと思われる偏向報道がありました。
ニュースの冒頭に街の声として「自民党は嫌いです。谷垣さんも仕事ができるとは思っていない」などという発言をしたババアの映像を流し、しかもそのままCMに入り、CM明けもまたその映像を繰り返す・・・・。明らかな偏向報道です。
そのあと、なぜか民主党代表選の話題に移り、またしても街のひとの声として民主党、野田総理を持ち上げる発言ばかりが流されました。

早くも殆どの報道機関は、自民党叩きを始めています。
よほど自民党、さらには安倍晋三に政権を取られては困るようです。
ならば!安倍総理誕生は正しいことだということですね。

ぜひ、読んでみてください。

約束の日 安倍晋三試論
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