鳩山民主党のマニフェストのなかに「東アジア共同体の構築をめざし、アジア外交を強化する」というのがあります。特に鳩山総理は中国や韓国と仲良くしたいと思っているようですが、現状はどうでしょうか。
そもそも中国も韓国も幼い頃から反日教育を受け、「日本=悪」という考えに染まってしまっています。「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」など、捏造されたうその歴史を真実だと教えこまれています。しかも中国は核ミサイルを日本に向け、また尖閣諸島では領土問題が燻っていますし、韓国も同じように竹島を不法占拠し続けています。
鳩山総理は、これらのことも「友愛」で解決し、東アジア共同体を構築するつもりなのでしょうか。EUのように昔から経済的な繋がりを持ち、宗教的にも民族的にも近い国々とは違うのです。しかもヨーロッパの王室は親戚関係にあります。(ノルウェー王室は英国の王位継承権を持っていたりします)
もちろんEUには中国のような共産党一党独裁政権の国はありません。
経済の面からみても、日本にとってはデメリットのほうが大きいような気がします。5年ほど前のデータですが、中国のGDPは1兆6493億ドルです。一人当たりに換算すると1272ドルでしかありません。韓国でさえも一人当たりのGDPは1万4118ドルです。では日本はどうでしょうか。日本のGDPは4兆6234億ドルで、一人当たりでは3万6187ドルにもなります。
これだけでも、日本と中国や韓国を含む東アジアが共同体を形成することが、如何にトンでもいないことかが分かると思います。気持ちの悪い「友愛」などという精神で、日本の金や技術を外国に流出させ、肝心の日本国内はデフレ不況のまま何の経済政策もとらないバカ総理と民主党こそ、さっさと日本から出て行ってもらいたいものです。ついでに民主党に投票した方々にも中国と韓国に移住してもらいましょうか。