摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 間違った民主主義より、正しい独裁の方が良い場合もある。

2009年08月08日 23時57分40秒 | おんがく
 先日の吹奏楽コンクール愛媛県大会で、松山市民吹奏楽団が銀賞を受賞したと知り、驚きとともに深い悲しみで一杯でございます。
 確かに一、二年ほど前から、あまり良い状態ではないとお聞きしており、今年は県大会を抜けるのは難しいのではと予想してはおりましたが、まさか本当に銀賞とは未だに信じられない思いでございます。
 思えば昭和四十九年の結成以来、休むことなくコンクールに出場し続け、県大会で落ちることはあれ、金賞を逃すことは一度もありませんでした。愛媛県大会の金や銀の差など大した差ではないと思われるかもしれませんが、今回史上初の銀賞という辱めを受け、さぞかし団員の皆さんは落胆されておられることとお察し申し上げます。きっと、その日の打ち上げは、笑い声も無く、暗闇に包まれたような異様な雰囲気の宴席だったのではないでしょうか。さすがに今回ばかりは、「これで何をやらなければならないかが分かったので、あとはそれに向かって突き進むだけだ。」などという身の程知らずのギャグも言えないことでしょう。

 今回せめてもの救いは、皆さんの演奏自体は決して下手クソなものではないということです。では、なぜ銀賞だったのでしょうか。それは団員の皆さんの心の中にある「不安」、「不信」、「不満」、この三つが原因ではないかと思います。今は、これらを取り除くために如何すれば良いのかを考え、実行に移すべき時でしょう。残念ながら具体的なことは、文字だけではお伝えできないので書きませんが、きっと団員の安心・安全を託している信頼すべきリーダーが、皆さんの心を満たしてくれることと期待しております。
 どうぞ皆さんには一日も早くこの焼け野原から立ち直り、団の再建に向け始動されますことをお祈り申し上げます。

 皆さんに直接お話できないのが、本当に残念ではございますが、今後もネットを通じ、松山市民吹奏楽団を始め、愛媛の吹奏楽に対してご恩返しをしていきたいと考えておりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。