摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 私の勝手なノンフィクション・ファンタジーだが・・・

2008年06月14日 16時33分28秒 | しゃかい
 以前から恐れていたことが、とうとう現実に進み始めたようだ。13日、9ヶ月ぶりに北京で行われた日朝実務者協議で、北朝鮮側から「拉致問題の再調査」と「よど号犯の引渡しに対する協力」を約束したと伝えられた。それを受けて日本側は、北朝鮮に対する制裁措置を一部解除する方針を示したという。(勝手に決めやがって!)
 このことは何を意味するのだろうか。日本、アメリカ、北朝鮮の三者による茶番劇のシナリオが、すでに出来上がっているのではないのか。その目的はひとつしかないだろう。アメリカの北朝鮮に対するテロ支援国家指定の解除である。アメリカにとって日本の拉致問題は、テロ支援国家指定解除に対する障害のひとつである。しかし、日本も拉致問題が解決しなければ、テロ支援国家の解除を認めるわけにはいかない。そこで北朝鮮は、新たな(拉致認定されていない)拉致被害者を2~3人出してきて、拉致問題は解決したと主張するだろう。福田政権もこれを機に、支持率がアップすると考えているに違いない。その後、国交正常化し親北議員などが利権を得るという内容だ。
 それにしても、再調査とは何か。まさか、北朝鮮のどこかに捕らえられている拉致被害者を探し出してくるということなのか。当然、そんなことは誰も信じないのだが、今回の再調査とは、まさにそういうことを言っているようにしか思えない。しかも、再調査をすると言っただけで制裁解除とは・・・。まさに茶番劇とは、このことである。福田総理や外務省も国民をバカにするのもいい加減にしてもらいたい。そんな子供だましが通用するとでも思っているのか。
 金正日は今年9月の「建国60周年」の大行事に、万景峰号を使って、人・金・メロンを手に入れるだろう。そして、アメリカのテロ支援国家指定の解除をうけて、海外で凍結されていた金が、金正日と北朝鮮に群がるハエどもの懐に流れ込む。