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日常の出来事ほか

ニュースの読み方

2007年03月29日 19時17分44秒 | しゃかい
5歳でも少年院送致? 少年法改正案の法相発言で論議 (2007年3月29日(木)15:56 asahi.com)
asahi.comのニュースは消える(リンク切れ)のがやたらと早い。なので、面倒だがニュースの本文そのものを少し引用しながら書くことにする。

『犯罪の低年齢化を受け、少年院送致が可能な「下限年齢」の撤廃を盛り込んだ少年法改正案について、長勢法相が衆院法務委で、5歳でも「ありえないとは断言できない」と発言した。(中略)下限年齢撤廃は与党からも反対論が出ており、今後の議論の焦点にもなりそうだ。』
またしても、いきなり揚げ足を取っている。相変わらずの言葉遊びだ。『今後の議論の焦点にもなりそうだ』とは、いったい誰の意見なのだろうか。asahiは、何としても問題にしたいようにしか思えない。


『保坂展人委員(社民)が「14歳の下限を撤廃するということは、10歳、8歳、5歳でも少年院送致が可能なのか」と質問した。対する法務省の小津博司刑事局長は「矯正教育の内容を理解できることなどが必要になる。そのような低年齢が対象になるとは想定しがたい」と述べた。』
そもそも保坂委員の質問自体が「バナナは、おやつにはいるのか」というのに似ていて笑える。まあ当然、矯正教育などということもありえない。罪を犯したものには、適切な罰があたえられるのだ。


『その答えに納得しない委員が今度は長勢法相に詰め寄ると、法相は「(5歳は)少ないであろうとは思いますが、ありえないとは断言できない」と答えた。「矯正教育が理解できる年齢」など、今後も議論が続く展開になりそうだ。』
法相の発言は正論であろう。絶対にありえないなどと、断言などできない。最後にここでも、「今後も議論が続く展開になりそうだ」と締めくくっている。要するに、asahiは議論を続けたいわけだ。