摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 冊封国家に逆戻り

2006年04月01日 14時53分40秒 | しゃかい
中国主席が靖国言及 次期首相を牽制 内政問題化 苦しい内情、理解要求 (産経新聞) - goo ニュース
中国側からのお招きによって、日中友好七団体の会長がそろってご訪問されているそうだ。胡錦濤国家主席と会談もされたようで誠にオメデタイ。この浮世離れしたメンバーが面白い。日中友好協会の平山郁夫会長を始め、リーダー格の日本国際貿易促進協会の橋本龍太郎会長(元首相)、日中文化交流協会の辻井喬会長、日中友好議員連盟の高村正彦会長(元外相)、日中経済協会の千速晃会長(新日本製鉄会長)、日中協会の野田毅会長(元自治相)、日中友好会館の林義郎会長である。この7団体の会長が雁首揃えて北京参拝するのは初めてである。しかもちょうど、1億円ヤミ献金問題で村岡元官房長官に無罪判決が出されたタイミングに朝貢とは・・・。
それにしても、中国(まあ、とりあえず)という国は、古くは漢の時代からまったく変わっていないらしい。覊縻・冊封などという言葉を調べてみると解るだろう。中国がなぜ他国の次期首相にまで注文をつけるのか!中華思想に基づき、周辺諸国に対して政治的・軍事的・文化的に支配するのが当たり前だと考えているのだ。なので当然、近いうちに日本や台湾もチベットや東トルキスタンなどと同じようにしたいと思っている。戦後60年、この僅かな間にも中国は周辺諸国に何度も軍事力を行使してきた。彼らは、アメリカと同じく最も危険な国のひとつなのだ。
そのうち、中国に任命された首相が日本に誕生するかもしれない。いや、この9月にも実現する可能性もなくはない。すでに、マスコミや一部の国会議員から、候補のひとりに祭り上げられている方もおられる。反小泉ならまだいいが、親中国で結集されてしまったら、もはやこの国の運命は売られていくしかない。