摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 宿命を持つ者達へ

2006年03月21日 18時18分45秒 | おんがく
日曜日の夕方、松山市民吹奏楽団の演奏会にいってきた。そこで驚いた事が2つある。
1つは開演前だというのに、あの市民会館の階段下どころか、遥かNHKの方まで人の列が伸びていたことである。客層も幅広く偏っていない。松山市民吹奏楽団の今までの努力の結果が表れたものだと思う。
もう1つは、予想外にあまりにも酷い演奏だったことである。殆どのパートで、それぞれの責任を果たしていない。正直、砂混じりの飯を食ったような気持ち悪さを感じた。もうこれは、指揮者がどうこう出来るレベルではないと感じた。完全にプレイヤーの問題である。
それにしても、ここまで一体感のない演奏になってしまったのは何故なのか。やはり、「自分の楽器が好き」だとか「吹奏楽が好き」な個人の意識のみが、強くなりすぎているのではないか。本来は、個人である前に、または個人を通り過ぎて、その組織の一員であるべきである。組織活動には、自由の前にさまざまな責任や義務があるのだ。(そこから秩序が生まれる)
果たして、今年のコンクールには出場するのだろうか。そこにも確かに出場する自由はある・・・。
※それにしても、3部で何とかまとめてきたのは流石である。ん?と言うことは・・・1部2部はなめられてたのか?