今日の夕方、会社で雑談をしていたときのことである。今年の春に入社したばかりのNくんの話になった。彼は高校を出て専門学校に進み、今年の3月半ばからうちの会社に営業として来るようになった。まだ、若いので社会のことは何も知らない。まあ、これは当然である。しかし、今日の話の中で何とNくんは「クール・ビズ」を知らないということが発覚したのだ。今の時代、世の中の情報から遮断されるのは容易なことではない。自ら求めなくても、嫌でも知ってしまう知識というものもあるはずだ。「クール・ビズ」・・・これはまさしく、その言葉ではないだろうか!Nくん曰く「聞いたことはありますが・・・」。念のため言っておくが、Nくんはとても真面目でよく働く。少しシャイなところはあるが、決して頭の悪そうな不良少年ではない。きっとNくんは、朝から夜遅くまで働いて、家に帰ると疲れて寝るだけの生活をしているのであろう。可哀想なNくん・・・。と、気を取り直して事務のK嬢(23才)にも聞いてみた。「えっ?クール・ビズって、あの冷たいビズでしょ??」おーい、うちの会社、大丈夫かぁ!