大丈夫だという女性を立ち上がらせ
自転車の荷台に座らせた
当時は携帯電話の無い時代だ
家に連絡したり、タクシーGOの手段もない
聞くと幸い家は直ぐ近くだという
後ろを気遣いながら指示通り5分ほど走らせ
ここを入って下さい、と指さす先は
何とあのお屋敷だったのだ
まさかや~!
門で下ろすわけにもいかず、奥の入り口まで
言われるままに押していった
呼び鈴を押すように言われ、そうすると
直ぐに返事がありドアに人影が現れた
まぁお嬢様、と驚く和装の女性は使用人なのか
2人で腕を支え、とりあえず家の中へ
ひと安心したら何故か冷や汗が吹き出してきた
それじゃぁこれで、と帰ろうとする僕に
お待ちになって、と…
ラフテーを刻み、温めたご飯を溶き卵の中に入れる
玉子かけご飯になったらフライパンで炒める
パラパラになってきたら、刻んだ具材を投入して
フライパンをあおりながら(最近上手になってきた)しっかり炒めて
ブイヨン顆粒で味をキメたら完成です
ほら、町中華に負けない味
なんてったってラフテーが美味いからね
パラパラとしっとりの中間くらい…
ps、裸婦亭の核心に近づかない内に
肝心のラフテーは食べきってしまいました
またその内に作る機会がありましたら
物語もきっと進んで行くに違いありません。。