光と影

神社には光の当たる場所がある
そして、光が当たったその裏に影はできる



光の当たる場所はそこだけあたたかい





美しさが人を導く





つわぶきは、わずかな光だけで輝く
艶のある蕗だからだ





光が当たっても輝かないものがある
その役割が輝きを拒否しているのだ





働き続けるものもいる





天井につるされて、もう一度輝けることを
夢見ているものもいる





走り続け、疲れ、ふと
自分を見失ってしまったことに気付く






そんなこと誰も考えやしないよ
ほら２００円入れてごらん…