マツタケの人工栽培？！

今日はある会で人工栽培マツタケについての話を
近畿大学　大学院農学研究科　博士　寺下　隆夫氏の
話を聞く機会がありました。

近畿大学では、「まぐろの養殖」「クエの養殖」に続く
「マツタケの人工栽培」という試みのようですが
マツタケというのは、大変にデリケートな植物で
赤松との共存により成長するのですが、松の根っこの養分を
もらう代わりに、水分を与えているとのことです。

通常の「しいたけ」は気のセルロースを自分で分解する力が
あるのに対し、自分では栄養を得れない為にこれまでも
人工栽培が難しいとされてきました。

杉との共存によって育つマツタケの事例、赤松の森林に手入を行う、
本シメジのように栄養を分解する酵素を特定するなど、
環境整備と同時に科学的な研究により
論理上では人工栽培が可能であることがわかっているということでした。

難しい話はわかりませんが、近い将来に
「私の！食卓にマツタケがのる日」が来ることを期待したいと
思います。
日本の食の自給率の低さは今後も大きな課題となりますが
これらの研究も食料の安定供給に繋がるものだと思います。