池やん!まいど!おおきに!ごきげんどぅ!

仕事・今までの人生
このごろ悩みが多くて困ります。
周りの多くの人に救われているのを
実感する今日この頃。

発想の為に大切にしたい基礎行動

2012年07月21日 | 独特の感覚
行政や企業の指導的立場や評価的立場の方々が多いのであるが
私の日々の行動を良く見て評価をくださる方々から、
「池さんの考えている事は不可解でその行動は理解ができない時があるが、
 なぜか、その発想がいつのまにか具現されていて本当に不思議だ?」
「その発想はどこから湧くのか?」
「なぜ、その行動が今すぐに必要なのか?」
私の動きを観察していてくれる方々が多くいる。
先日は、
「目的は何?で、どこに向かおうとしているのか?」
この質問には少し驚いてしまった。

目的?それなどは無い。発想はどこから湧く?どこからなどとは自身でも
あまり分かっていない。

タダ楽しい事だけを求めているとだけ答える。

しかし、発想のスタート時点だけはハッキリとここだ!を意識している。

数少ない給与生活の若い頃、
30年近く前に勤めた会社で聞いた、一言の言葉が私の物事に関する捕らえ方を変えた。
《見た事、感じた事を自分なりに評価してその事象に改善点が無いか?》を考える。
問題点を見つけ出す力をつけるともいえる。
対意を考えれば良い。
即ち、
《自分ならこのようにすればもっと心地よい》という事を考える。
これを基に物作りを考えたり、サービスを提供する。

その物作りやサービスに同感する者を集める事が独自性に共感した根強い
顧客層を生み出す可能性があるという事。
目に飛び込むものや五感で感じた事のアンテナを張り巡らせるわけだ。
で、それを実際に経済活動に生かせる術を考えていく。
即ち、
五感で感じる事全てに同感や異論、もう少し発展させた考えなどを整理して持つ事によって
自分なりの発想がスタートし、独自性を持った製品作りがスタートするのである。

先日の研究農場の見学でもその発想が沸いた。
下記の画像からである。
黄色のトマト・丸くないトマト・実り方に特徴のあるトマト。







現状のトマトの売り場でのパッケージは実に味気なく感じる。
1個売り、袋売り、トレーにパックされたもの・・・・。

もっと鮮度を消費者に訴える事ができないか?
もつと、自然の力を表現できないか?
もっと、購入後の鮮度維持を高める工夫ができないか?
等等・・・・・・・・・・を考えた。

この発想は来年、商品化して市場で勝負する為に雪降る時期に準備を進め
来年の夏には実際に販売をする。


また、その五感の経験はそれを元に次に起りうるであろう予測の結果を
見極める事ができる。
これは大切な事で、時間的な流れの中で起りうる事象の予測をたてることができる。
即ち、発想時点で経験を元の行動が《転ばぬ先の杖》となっている。

まとめれば、
発想の原料と計算できる結論は自分の五感の経験の中にどこにでも有る事になる。

五感の経験の働いていない創造物は普通一般の生産物でしかない。
それは創造物ではなく模倣というものに近い。

五感で感じる実経験が大切である事を私は過去からの体験として
常に行動内で意識をしている。
また、自身が五感での経験が無いものについて私は語らない。
分かっているつもりだけであって、分かっていない事だからだ。
返答は簡単、経験してない事は分からないで良いのだ。

《男子は出産の辛さを口で言い表せる事ができるか?
できようはずも無いし、表してもそれはわかっているつもりの空論でしかない。》
このように養老猛はこれを《バカの壁》で論じた。
私がその著を読んだとき、私の感覚がそこに有った。
同じ考えをを持つ人が居たと安心したのも懐かしい。

京漬物は京都だけでしか造れない漬物ではなく、
誰でもどこでも普通の家庭で作れる漬物が大半なのである。
《京》のイメージを利用してブランド化に成功した。
業界とメディアで作ったブランドに感じてしまい
そのなかで足掻いている弱小の事業規模では勝ち目は無いとの思いで
不安で不安で仕方が無かった。

それと病気が重なりもう身も心も最悪。

これが私が少し漬物から離れてみたい気持ちにさせた原因。
浜辺で造った砂山は潮が満ちれば、既に先は見えている。
《転ばぬ先の杖を折れない杖にする》を考えようと思った。

この事は考えなくて良いところまで考えてしまう事も伴う。
この事は良くも悪くもあるのも事実として経験をした。

なんか意味分からん文章になってしまったかなぁ~?
そうならごめん!

今日は朝早くから畑でだらだらと作業をしていたのであるが
昨日から梅雨の末期に戻ったような不安定な雨空が続いている。
ザーーーッときつく降っては少し止み、又作業を始めるとザーーーッと降る。
今日の気分はショパンのピアノソナタではない。

"I'm Singing in the rain", Gene Kelly


こんな事に早くなりたい。
Gene Kellyが、雨の中で純朴で美しく楽しくて、うらやましい。

先日、大量に作った餃子があまりにも美味しい!
その餃子を食すのを控えて準備を進める事にする。

五感で感じた経験を基に算した予測結果への、実践すべき対処法の研究である。
大げさかも知れないが・・・・・。

これも、《転ばぬ先の杖》だ。

少し予告を・・・・・・・。
近々、昆布の美味しいのを炊く事にした。又、当ブログで報告します。

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