フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

フルートの入るカバン

2009-01-21 | 関連グッズ
フルートが入るカバンがなかなか見つからない。

普通のビジネスバッグは普通A4やB4サイズが入る設計となっていて、少しマチの広いものならC管と楽譜ならなんとか入るカバンというのは巷に多くあり、これさえあれば職場に楽器を持っていって、アフター6にレッスンだとか練習だとかに行くことができる。楽器を持っているので、何かあるから定時ダッシュするんだ・・・などと気づかれずに!?

しかしH管のフルートはそういう意味でかなり中途半端な大きさ。
普通のビジネスバッグにはうまく収まらず、入る大きさのカバンがあっても出張用みたいなぶ厚いものになってしまう。どうやら大きさとしてはA3書類が入る大きさがちょうど良さそうなのだが、薄いものがどこにもない。

そういうわけで、一時期は楽器屋さんに行くたびに、フルートのH管と譜面台と楽譜がちょうどはいってしかも男性が持てるケースカバーあるいはカバンを作って! と言い続けていた。


まあ一応、楽器屋に行けばブリーフケース風のフルートカバンはあることはあった。

その一つはギャラックスというブランドがそういう出しているが、生地がふにゃふにゃで私的にはかっこ悪い。他にも最近出てきているが、つるつるぴかぴかだったりと、どうもおじさんが持ち歩くには納得できない。

唯一まともだったのがNatsukoという国産ブランドのリュックタイプというものだが、貧乏人の私にはかな~り高価。モノは良く、フルート奏者に使いやすいように実に上手く設計されているが、この値段はあり得ないだろうと悩みに悩み、セコいカバンを買って失敗したりと紆余曲折の末、結局は数年前に購入して今に至る。

なかなか良いです。これ。お勧め。
但し、値段に納得できれば。


というわけで、どうも鞄屋さんにいくとH管が入るカバンというのを探してしまうクセがある。概ねそういうものは巷で見つかることはないので、失望することが常である。


と、最近銀座をたまたまレッスン帰りに楽器をもってぶらぶらしていたら、たまたま通りかかった鞄屋さんの店頭に並んでいたものにフルート持ち運びにジャストなものを発見! なんかうれしさで頭の中真っ白。楽器も持っていたので、中に入れてみるとばっちりではないか。書類バッグらしく、余計な厚みもない。店頭で悩むこと10分以上。単にH管が入るだけでなく、皮や綿の素材感がとっても良い。しかもバーゲン中で安くなってるし。

というわけで半分衝動買いをしてしまった。
Natsukoのいいカバン持ってるのに・・・・のに・・・・のに・・・・

まだ何日も使っていないので本当に使いやすいかどうかはわからないが、まともに男性が使えるフツー風のカバンを探している人は、このRustic(ラスティック)というブランド名のカバンもチェックして見てみたらいかが。楽器用ではないが、Natsukoより安く、ビジネスなので定期入等入れられるポケットが内側に多くあって便利。ギャラックスよりも素材感が全然いい。

最近、取引先の人が妙に大きめなカバンを使っていたので聞いたら、このブランドのものだった。よく見ると、私が買ったやつの別の上位バージョンっぽい。銀座の伊東屋(文具屋)で買ったということ。なるほど、そういう所に行っていれば見つかっていたのか。