フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

ヘッドフォンを買ってご機嫌

2008-01-24 | 楽器、その他
年末に、iPodが壊れた。
大ショック。

壊れたのはiPod mini。
ナノではありませぬ。ミニ。

ロックレバーがロック状態のままバカになってしまった。

あとは、シャッフル再生されているのを見ているだけで一時停止はおろか、音量さえも変えることができず電池切れを待つばかり。


修理しようかどうしようか悩んだ末、結局ナノを購入。

最近のiPodは、まともな取説はおろか、充電器も付属してないんだ。
これにはびっくり。

こりゃあ、相当な自信だね、アップル。

近頃の電子機器といえば、携帯電話にしろデジタル一眼レフにしろ、取説は私の食べたことのあるどのステーキよりも厚いのに(笑)


ヤマダ電機に行ったついでにオーディオ売り場をいろいろ物色していたら突然iPodで使う携帯用折りたたみヘッドフォンが欲しくなって、その後いろいろ試聴した末、ビックカメラで(笑)JBLのReference410なるものを買った。

ヘッドフォンが欲しくなったきっかけはオーディオテクニカのATH-ES5が気に入ったから。


同じような折りたたみ型をいろいろ視聴すると、全然音質が許せなかったり、音質は良くてもちょっと耳障りで聞き疲れしそうだったりで、音の雰囲気が良くてリラックスして聞けそうで、フィット感の良いこのJBLに決定。


最初は、いくら折りたたみと言ってもそれまで使っていたカナル型に比べれば全然かさばるので、出張とかそういう時だけ使おうと思っていたけれども。家でしばらく聞いていたらますます気に入った。

確かに、同クラスやそれよりももっと高級な他のヘッドフォンに比べると、全然音の立ち上がりが悪くて楽器のアタックがあいまいだとか、音像が平坦でしかももやがかかったような感じだとか、自称音楽家としては許せないところもあり、それに加えてケーブルがちゃちですぐに断線しそうだとか、ボリュームは不要とか、気に入らないところもたくさんある。


でも、なぜか気に入った。

国産の優秀な製品とは明らかに個性が違うし、やっぱりなんというか、音の雰囲気が気に入ったとしかいいようがない。

耳につくような脚色がされていないのと、音が明瞭すぎない(というか、不明瞭)なので、ついつい音を真剣に聞こうとしてしまう自称音楽家としてのサガが刺激されないから安心してリラックスできるのかもしれない。


これまではiPodではジャズばかり聞いていたけれど、クラシックもiPodに転送して聞くようになった。

すっかり通勤タイムがご機嫌な今日この頃なのであった。