早稲田松竹にて、『10ミニッツ・オールダー』~「人生のメビウス」、「イデアの森」2本立てを鑑賞しました
(HPより)
『10ミニッツ・オールダー』は、15人の監督が“時間”をテーマに撮影した、
各作品10分ずつのコンピレーション・フィルム。
カウリスマキ、ビクトル・エリセ、ヘルツォーク、ジャームッシュ、
ヴェンダース、チェン・カイコー、ベルトルッチ、ゴダール…
名前を見るだけで湧き上がる興奮が抑えきれない、
そんな錚々たる巨匠たちが一同に会した本作は、まさに贅沢の極み!
数あるコンピレーション・フィルムの中でも最高峰と言って良いでしょう。
上記にある様に、豪華な映画監督の映画がまとめて見られるという事で、楽しみに見に行きました
人生のメビウス The Trumpet
チェン・カイコー「夢幻百花」
ヴィクトル・エリセ「ライフライン」
アキ・カウリスマキ「結婚は10分で決める」
ヴェルナー・ヘルツォーク「失われた一万年」
ヴィム・ヴェンダース「トローナからの12マイル」
スパイク・リー「ゴアVSブッシュ」
ジム・ジャームッシュ「女優のブレイクタイム」
イデアの森 The Cello
ベルナルド・ベルトルッチ「水の寓話」
クレール・ドニ「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」
マイク・フィギス「時代×4」
ジャン=リュック・ゴダール「時間の闇の中で」
イジー・メンツェル「老優の一瞬」
マイケル・ラドフォード「星に魅せられて」
フォルカー・シュレンドルフ「啓示されし者」
サボー・イシュトヴァーン「10分後」
特に楽しみだったのは、アキ・カウリスマキ監督作品でした
(HPより)
『過去のない男』の名コンビ、カティ・オウティネンとマルク・ペルトラ主演、
同じく『過去のない男』に出演のロックバンド、マルコ・ハーヴィスト&ポウタハウカも登場するカウリスマキらしい寡黙なラブストーリー。
刑務所から出所したばかりの男がたった10分で決めた“結婚”を描く。
ビビッドに決まる色彩、スマートな展開、無口だけれど鋭く優しい台詞。男前な風情にシビれる。
お馴染みの俳優陣や音楽が流れる中、10分間で結婚を決めて旅立つストーリー
鮮やかな赤や青の色彩が美しく、淡々とした台詞と間合い、10分間で展開されるとは思えない豪華な映画でした
他に印象的だったのは、チェン・カイコ―監督の昔の面影が失われ北京の街の開発が進む姿を描いたストーリーや、
ベルナルド・ベルトルッチ監督の水を汲みに行った間に起こった不思議なストーリー、
イジー・メンツェル監督の老優ルドルフ・フルシンスキーの生涯を描いたもの、
メンツェル監督作品は好きで、ルドルフ・フルシンスキー出演作も見ていたので興味深かったです
マイケル・ラドフォード監督の宇宙飛行士の話もラストが衝撃で、
しかもこの前に見た「ドラゴン・タトゥーの女」(詳しくはこちら)のダニエル・クレイグが主演でびっくりでした
他、ドキュメンタリーでヴェルナー・ヘルツォーク監督の
アマゾンのジャングルの奥地に81年まで住んでいたウルイウ族の近代文明との
たった一瞬の接触から彼らの生活を大きく変えた姿を捉えた映像も印象深かったです
10分間と言っても、あっと言う間だったり長かったり、
自分自身の使い方で色々と変わったり、天変地異などで一気に状況が変わったりと色々な10分があります
今ある時間と10分後の自分、この映画を見て、10分という時間がいかに濃密であるかを改めて感じました
(HPより)
『10ミニッツ・オールダー』は、15人の監督が“時間”をテーマに撮影した、
各作品10分ずつのコンピレーション・フィルム。
カウリスマキ、ビクトル・エリセ、ヘルツォーク、ジャームッシュ、
ヴェンダース、チェン・カイコー、ベルトルッチ、ゴダール…
名前を見るだけで湧き上がる興奮が抑えきれない、
そんな錚々たる巨匠たちが一同に会した本作は、まさに贅沢の極み!
数あるコンピレーション・フィルムの中でも最高峰と言って良いでしょう。
上記にある様に、豪華な映画監督の映画がまとめて見られるという事で、楽しみに見に行きました
人生のメビウス The Trumpet
チェン・カイコー「夢幻百花」
ヴィクトル・エリセ「ライフライン」
アキ・カウリスマキ「結婚は10分で決める」
ヴェルナー・ヘルツォーク「失われた一万年」
ヴィム・ヴェンダース「トローナからの12マイル」
スパイク・リー「ゴアVSブッシュ」
ジム・ジャームッシュ「女優のブレイクタイム」
イデアの森 The Cello
ベルナルド・ベルトルッチ「水の寓話」
クレール・ドニ「ジャン=リュック・ナンシーとの対話」
マイク・フィギス「時代×4」
ジャン=リュック・ゴダール「時間の闇の中で」
イジー・メンツェル「老優の一瞬」
マイケル・ラドフォード「星に魅せられて」
フォルカー・シュレンドルフ「啓示されし者」
サボー・イシュトヴァーン「10分後」
特に楽しみだったのは、アキ・カウリスマキ監督作品でした
(HPより)
『過去のない男』の名コンビ、カティ・オウティネンとマルク・ペルトラ主演、
同じく『過去のない男』に出演のロックバンド、マルコ・ハーヴィスト&ポウタハウカも登場するカウリスマキらしい寡黙なラブストーリー。
刑務所から出所したばかりの男がたった10分で決めた“結婚”を描く。
ビビッドに決まる色彩、スマートな展開、無口だけれど鋭く優しい台詞。男前な風情にシビれる。
お馴染みの俳優陣や音楽が流れる中、10分間で結婚を決めて旅立つストーリー
鮮やかな赤や青の色彩が美しく、淡々とした台詞と間合い、10分間で展開されるとは思えない豪華な映画でした
他に印象的だったのは、チェン・カイコ―監督の昔の面影が失われ北京の街の開発が進む姿を描いたストーリーや、
ベルナルド・ベルトルッチ監督の水を汲みに行った間に起こった不思議なストーリー、
イジー・メンツェル監督の老優ルドルフ・フルシンスキーの生涯を描いたもの、
メンツェル監督作品は好きで、ルドルフ・フルシンスキー出演作も見ていたので興味深かったです
マイケル・ラドフォード監督の宇宙飛行士の話もラストが衝撃で、
しかもこの前に見た「ドラゴン・タトゥーの女」(詳しくはこちら)のダニエル・クレイグが主演でびっくりでした
他、ドキュメンタリーでヴェルナー・ヘルツォーク監督の
アマゾンのジャングルの奥地に81年まで住んでいたウルイウ族の近代文明との
たった一瞬の接触から彼らの生活を大きく変えた姿を捉えた映像も印象深かったです
10分間と言っても、あっと言う間だったり長かったり、
自分自身の使い方で色々と変わったり、天変地異などで一気に状況が変わったりと色々な10分があります
今ある時間と10分後の自分、この映画を見て、10分という時間がいかに濃密であるかを改めて感じました