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Today's latter

今年見た2つのクリント・イーストウッドの映画

2009-05-16 00:37:33 | 映画~映画館鑑賞
 作りました 
私の見た映画を独断と偏見で勝手に  付けます!どこかのレビューみたい(笑)
 はやっつけ1分位で作ったので、
微妙ですが時間が有る時にでも、もっと綺麗な星にします  (自分への言葉)


クリント・イーストウッド監督の映画が好きです。
無駄の無い緻密な作りが、ほんと好きです。
全てのシーン、セリフに全く無駄がないですね!完璧に計算されてる。
もう、それが見てて気持ち良くって(笑)
あとは、ラストワンシーンの主人公のセリフや表情も好きだし、
監督自身の視線の優しさを感じます。まぁ最近のモノ。


「チェンジリング」は、まさに私を気持ち良くさせてくれた映画で、
息子が行方不明になり、懸命に探す母の話なんですが、映画館で、
バラバラなストーリーが無駄なく一つになっていくのを感じて、身悶えてました(笑)

頭の中では、映画を見ている意識と
複数の動線(映画の中で錯綜しているストーリーが線化したもの)が、
くねくねしている意識があり、ラスト、映画ストーリーの動線が一体化した時の、あの快感!
まぁ、なんとなくで言うと「ジグソーパズルが何の躊躇もなく完璧に仕上がる感じ?」です(笑)
普段から、整合性のあるものが私は好きなので。
ストーリーは暗いし警察や犯人はふてぶてしいし、腹の立つ事ばかりなのですが、
私は、後半、謎が解明していく度にニヤけてました。で、ラストシーン!
あまりの興奮に、ガッツポーズ(笑)(ストーリーはあくまでも暗い話です)
映画の中の一瞬のシーンでも、全てラストで繋がるんですよ。途中で止まってしまっているものは一つもない。
ラストは、全て一つの線です!超気持ちいいです。
★は・・・




水曜日は、「グラントリノ」を見てきました。
ラスト号泣でした。鎖骨に、涙が溜まりそうな勢いで流れ出ました。

ほんと、クリント・イーストウッド格好いい!
これで映画に出演するのは最後ではないか・・・と言われてるそうですが、
もうこれは集大成ですね!
この映画の中で混ざり合う、古いアメリカと新しいアメリカ。言いたい事は全て詰っているんではないかと思います。
主人公・ウォルト(イーストウッド)は、家族(息子達)から見たら偏屈な頑固爺さんだけど、
「男」としてカッコいい生き方をしてるんですよ。
それを身近で理解してくれるのが、隣人の少数民族の家族です。
遠い親戚より近くの他人。
この少数民族との係わりで、ウォルトの「死」に近づきつつある人生の最後が大きく動いていきます。

「女」の私から言えば、もっと賢く穏便にやる方法は幾つでもあったと思うし、
ウォルトを心配している神父の言う警察に頼る方法もある。
(この神父の後半のウォルトを前にして、告白する心の揺れ?みたいなのは「えっ」って感じだな)

でも、そうじゃない「男」として最後に本当に大切な人を守るということ。

もう、かっこいいとしか言いようがないです!
やっぱり、話に無駄がなかったし(笑)
あと、イーストウッドが歌うエンドクレジットでの「グラントリノ」!
ラストシーンと、絶妙。

隣のおじさんは、かなり早いうちから号泣でしたが、
私も、ラスト負けない程の号泣。鎖骨に涙のダムが出来て決壊しそうなくらい(笑)
まぁ、好みの問題も有るでしょう、★は、



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