まちや小(ぐわあー)

その先を曲がったら何があるのだろう、どきどきしながら歩く。そして曲がってみて気がついたこと・感じたことを書く。

萩本欽一

2015年10月15日 | Weblog

いやなことをやってないと進歩がない。

『萩本欽一「人生っていうのは自分が何になりたいかじゃない。だれに必要とされているかなんだ」

 萩本欽一著『続・ダメなときほど運はたまる』廣済堂新書より

ちょっとだけ
自分の仕事のことを振り返ってみると
わりあいうまくいったことも
多かったんじゃないかな

それはなぜだろうって考えたら
1つ答えが見つかりました

それは、あんまり好きじゃなかったから

僕、子どもの頃から映画で見ていた
チャップリンさんは大好きだったけど
コメディ自体が好きで
この世界に入ったわけじゃないんですよね

華やかな世界というのも
どちらかというと苦手だった

じゃあなぜこの世界にやってきたかというと
ただただ貧乏から抜けだしたかっただけ

借金取りに頭を下げている母親が
かわいそうで、家を建ててあげたかっただけ

笑い」に
心の底から惚れていたわけじゃない

でもかえってそれがよかったんだと思います

浅草の劇場でのお芝居も、テレビの仕事も
ラジオの仕事も、最初は「不得意だな~」という地点から始まったの

でも、真剣にやっていると
ぜ~んぜんいやじゃないな」になってくる

少しずつ、苦手なことが
できるようになってくるんですよね

逆に言うと、人って
いやなことをやっていないと進歩がない

運の神様は、もがき苦しみながら不得意な
ものに取り組んでいる人にやさしいみたい

僕の場合も
苦手なことのなかに、運は落ちていました

なんの仕事でも同じじゃないかな

難関を突破して憧れの会社に入っても
始めは会議のための資料コピーとか
お茶の用意を命じられたりしません?

でも、そこで
こんな雑用をするために
 この会社に入ったんじゃない

なんて思うと、運の到達は遅れます

無駄なことをするのをいやがらないかどうか

これでその人の将来がわかっちゃう

いやだな」と思う人は
たとえその会社で偉くなっても
なんでもっと上の地位じゃないんだ
と思うんじゃないかな

いやじゃないな」と思う人は
どんなことでもいやがらず
積極的に取り組むので
どんどん仕事ができるようになる

そのときの損、得じゃなくて
自分の目の前にやってきたことを精いっぱい
こなしていく人に、運は近づいてくるんです』

※ここがポイントだな。



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