六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

金鉱を掘り当てる!

2020年04月23日 08時38分36秒 | つぶやき

もう20年以上も前のことです。

開祖がカリフォルニアにおけるゴールドラッシュ時代で、

金鉱を掘り当てた人のお話をされたことがありました。

 

私はそのお話を、今でも忘れることができません。

開祖がなぜ、その話をされたのか、

その当時は理解できなかったのですが、

今では、

その話の真意をよく理解できるのです。

 

そうです、

金鉱は誰にも目の前にあるのだという。

その金鉱をお前も掘り当てろ!と

そう言われて、発破をかけられたんですね。

 

大成功者は、その金鉱を掘り当てた人なのです。

誰もが、夢の実現に向かって、人生を歩んで行くのですが、

その誰もが夢の実現に成功するわけではありません。

それは、

その人生の上に、障害が立ちはだかるからです。

その障害を前に、人はもろくも敗れ去るからです。

あるいは、また、その障害という壁を乗り越えることができなかったからですね。

 

高校生のドラフトと同じで、

高校野球で活躍して、一躍注目を浴びた選手は、

プロ野球選手になる夢を抱いて、ドラフトに望むわけです。

ドラフトで何位かの指名を受けて、

彼は憧れのプロ野球の球団と、契約を交わしますよね。

 

その時点で、

多分、素質は誰もそう変わりはないんだと思うのです。

中には、超大物だと騒がれて、入団する高校生もいるわけですが、

みんながみんな、期待通りにその実力を発揮して、

プロ野球で活躍できるわけではないですよね。

案外、

無名の人がその後に活躍をするのは、よく耳にします。

 

中には、10年間努力してがんばったけど、

自分の才能や運に絶望して、引退を決める選手もいますよね。

ひょっとして、

その選手には、もう少しで、

芽が出る一歩手前まで行っていたかもしれない。

 

それと同じで、

ある金鉱堀りの職人が、もう粘り強く、

何年も何年も、掘り続けた。

もうかれこれずーっと掘り続けたんだが、

最後に、この脈は金がない。

そう思って、掘り続けるのをあきらめたというんです。

 

ところが、

そのあとに来た掘り手の職人が、

一メートル掘ったところ、

あっと驚くことに、金鉱を掘り当てたんですね。

 

なんと、運のよい人でしょうか。

後からきて、その後を引きつづいて堀った人は、

一メートルも掘ったところで、

金鉱を掘り当ててしまったんです。

 

だから、言わないこっちゃないと、

誰もそんなことは考えもしなかったでしょう。

誰も外れ金鉱を掘った人を笑ったと思うんです。

でも、

しぶとくあきらめないで、掘り続けたんだがが、

最後の最後で、結局、あきらめてしまった。

そして、

 

あとから来た人に、その努力の結果を取られてしまったわけです。

 

単にあきらめるな!というだけでは、

成功の条件にはならないですね。

以上の話からでも分かるように、

「運」の良さと、反対に「不運」というものが、

両者の決定的な違いとなっている。

 

しかし、それと同時に、

最後まであきらめない執念が、

大事なんだということを教えてくれているように思います。

成功できない条件を取り除き、

そして、成功するまであきらめないで努力する。

 

問題はそこだと思うのです。

成功できないならば、何が成功を阻んでいるのか、

それを掘り下げて考えていく。

そして、

その原因を突き止めて、

その原因を取り除くようにする。

あとは、成功するまであきらめないで、

成功するための努力を惜しまず、がんばる。

 

しかし、

ここで考えなければならないのは、

成功するのは、並大抵の努力では足らないということです。

不通の努力では足りないのです。

もう死に物狂いの努力。

一心不乱の努力。

寝食を忘れ、小便に血が混じるほどの努力。

 

そういう努力があってこそ、成功を手にすることができる。

それも、

金鉱を掘り当てるほどの成功を望むならば、

並みの努力では、努力とは言えないと人は言うでしょう。

 

このことは、

私の肝に銘じるべき内容のお話であります。

追い詰められれば追い詰められるほど、

この話が思い出されてきますね。

 

だったら、

そんな絶望的な夢はあきらめろと言われて、

ああそうですかと、

あきらめるわけにはいかないんですね。

狂おしいほどの夢の実現に邁進してこそ、

人生を生きるに値するのではないでそうか。

苦しく困難な人生に賭けるのが、充実した人生となるのだと、

私は考えるのです。

 

さあ、やりましょう!

私たちも、これからの時代を切り開いていく、

新時代のリーダーとなるのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする