受難の時代、
人生にはいろいろな時期があるものですが、
受難の時代って、本当にあるんだなあ。
そう今の東ヨーロッパにおける紛争も、
ウクライナやその他の国々にとって、
大いなる受難に違いない。
では、
そこにどういう意味があるのだろうか?
これまで、
ヨーロッパはワンネスを志向してきた。
ヨーロッパ統一である。
ところが、
ここに来て対立しての争いである。
欧州の人たちはさぞかしがっかりしているのではないだろうか。
中には、
欧州統一の夢が崩れたなんて、落ち込んでいる者もいるかも知れない。
だが、
今回の争いは、
統一のための前段階なのだということだ。
一つになるには、
今ある二極体制をそのまま認め、維持しているようでは、とても統一するなんてことはできない。
どういう内容の統一化なのかということも重要だろうが、
それは次の問題として、
みずがめ座の時代というのは、ワンネスの時代なのだから、
結果的には統一化は成し遂げられるだろう。
だから、
今の紛争の本質が統一にあるということは間違いない。
但し、
ヨーロッパの未来は明るいとは言えないように思われる。
だから、
一つになった、バンザーイ!というわけにはいかないかも知れない。
そういうことで、
紛争の終わった後のウクライナ、ロシアの衰退、
それどころか、ヨーロッパ全体が今後のウクライナをどうするかで苦しむのではないだろうか?
とにかく、
ヨーロッパは統一に向かって大動乱を経験しているということだと思う。
受難の意味はそういうことなんだと思うのだ。