六枚目のコイン

つぶやき、趣味,占星術,

真夏の夜の幻

2023年08月29日 19時07分15秒 | 創作音楽
(1)
思い出してくれ、古代の楽園
永遠のユートピア、ティルムン
人はみな争いなく、平和に暮らしていた

王様は民を第一に、国を治めていた
時折り起こる地震のこと、
攻め入る隙を窺うアーリア

それが悩みの種だったけれど、
それが地上の楽園、ティルムン
(2)
さわやかな風がそよいで、海沿いの木々が揺れる
恋人たちの夕暮れ、ティルムンの風が吹く
幸せだった永遠の国、それがティルムン

自由を求めて、探し求めて、
今旅立つ、夢のティルムンへ
七つの丘に囲まれたローマが滅びて、
ティルムンの風が吹きおこる
真夏の夜に、そんな幻を見る
(3)
自由を求めて、探し求めて、今旅立つティルムンへ
七つの丘に囲まれたローマが滅びて、
ティルムンの風が吹き起こる
そんな真夏の夜に幻を見る


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オリジナル作品が生まれるまで!

2023年04月19日 07時45分55秒 | 創作音楽
歌を作り、曲を付けて、
そして、アレンジを施して、
自分の声をメロディに乗せて、
歌が完成する。

中には、歌い方が今一ということで、いろいろ変化を施して、
何度も何度も歌い上げて、
そして、自分の作品に仕上げる。

まさに、作品とは、
我が子のように手塩にかけて育て上げていくものなんですね。

そして、
作品の作り方にも、幾つかのやり方があるように思います。

一つには、ある一連のメロディが浮かんでくる場合。
ピアノやギターという、楽器を弾いていて、
偶然に気にいったフレーズが生まれた時。

または、
あるコードの響きが気にいって、そのコードを弾き続けていくうちに、
一連のフレーズが生まれたりする場合。

その場合は、
全体の曲のイメージに合わせて、詩を付けていきます。

(あくまでも、私個人の作成方法を述べていますから、
他のやり方をしている方も、もちろんあるでしょう。
その場合は関知しませんから、御理解下さい。)

もう一つの方法としては、
ある「想い」がふと浮かんで来た場合。
この場合、
想いの正体を掴むために、
具体的なイメージを考えていくんです。

そうすると、
イメージに沿って、言葉が肉付けされて、
核となる想念の具体的な世界が展開されていきます。

そして次に、
そのイメージ世界にふさわしい曲を付けていくということになります。

オリジナル作品を生み出すプロセスには、
こういう楽しい作業があるわけですが、
内的な心の集中、選択、思考というものが必要だということが分かりますね。
要するに、
内的な充実感を得られるんです。

バンドでやっている場合は、
これまた一苦労がありますね。
バンドで曲を作る場合もありますが、
基本的に一人がオリジナル作品を持ってきて、
それをバンドの演奏でああやっていく。

その場合、アレンジが重要になりますね。
出来合いの曲を演奏する場合は、
あまりそんなこと考えないと思うんですよ。
コピーですから、
レコードと同じように再現すれば良いんだと思われるでしょう。

ですが、自分たちがその曲を演奏するんだから、
自分たちの音が大事だという考え方をする場合、
その自分たちのバンドの音を生み出すまでが、
これなかなか大変です。

メンバー間の相性の問題があります。
その相性の問題をクリアしたとして、
これが自分たちの音なんだと、
出来上がるまでのプロセスには、
人知れぬ苦労があると思います。

それができると、
味のあるバンドだということで、
そのバンドは世に知れてくるわけです。

日本の場合は、あまり深く考えないかもしれませんが。
実はそこにバンドでやる妙味があるんですね。
(つづく)
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