例えば、宗教である。
世界宗教をその目的に揚げるのは、
ユダヤ主義の匂いがプンプンする。
それはマルクスが資本論を書いたのだが、
マルクスにはユダヤ人の血が流れており、
そのユダヤ人の思想には、
世界を統一された原理でまとめるという思想が共通的に流れているように思う。
だから、
共産主義を以てロシア革命を起こした。
ロシア革命は当初、ユダヤ革命と言われていたそうである。
武力によって政府を転覆して国家を創るという名のもとに、
ロシア革命は引き起こされた。
そして今、
その思想原理の下に、国連は組織され、アメリカは蹂躙されている。
このままなら、
アメリカは完全なる社会主義の国になってしまうと言われている。
アメリカも御終いである。
そのユダヤには、二種類あると言われている。
ひとつは、スファラディ系である。
もう一つは、アシュケナージ系である。
本来はユダヤというと、
ヘブライの人々を指していた。
中東系である。
だから、
パレスチナ人もそうである。
ところが
今からさかのぼること、約千年ほど前、
ヨーロッパ系の祖先集団が生まれたという。
ここからは、
雑誌『ネイチャー』(2014年9月10日発売)、
の論文から引用させていただきます。
「現代のアシュケナージ系ユダヤ人集団については、
最近いくつかの遺伝学的研究によって、
その特徴が明らかにされているが、
この集団の出現は、約600年~800年前のことで、
ヨーロッパ系祖先集団と中東系祖先集団の融合の結果があった可能性が非常に高いとされる。
過去の研究で、アシュケナージ系ユダヤ人は、他のユダヤ人集団と現代の中東系、ヨーロッパ系の人々に近縁な遺伝に独立した集団とされていた。
独立した集団には、独特な遺伝的特徴がみられることが多く、
アシュケナージ系ユダヤ人の独特な遺伝的特徴の一つは、
パーキンソン病、乳ガン、卵巣ガンなどの遺伝性疾患の罹患率が高いことだ。
今回、Itsik Pe'erたちは、
アシュケナージ系ユダヤ人の128件の完全ゲノムの高深度配列解読を行い、 その結果を用いて、過去の研究にによって報告されていた
集団ボトルネック(集団内個体数の激減)があったことを確認し、
それが25~32世代前だったことを明らかにした」とある。
また、Pe're たちは、アシュケナージ系ユダヤ人が形成されたのが、
600年~800年前(集団ボトルネックが起こった時期が近い)で、ヨーロッパ系祖先集団と中東系先祖集団の融合に依るものだったことを示すモデルを作成した。
余談ながら、
ティ=サックス病はユダヤ人の家系に最も多く見られるという。
そして、
東欧系ユダヤ人は250人~420人が創始者であるとゲノム解析で判明したという。
ちなみに、
「アシュケナージ」はドイツ地方を表すヘブライ語らしい。
以上の事から、
アシュケナージ系ユダヤ人の多くは、
カザール王国がイスラム教国に迫られて、
支配層が9世紀ごろに、ユダヤ教に改宗したことがあった。
そのユダヤ教に改宗した支配層たちのその後と、
多く重なることが多いと推察される。
(※カザール王国は、カスピ海の北部から、黒海沿いにかけて栄えた民族およびその国家である。今のウクライナとロシアの一部に相当する地域である。)
その東欧系ユダヤ人が、今のユダヤ人と深く関係しているのが、
現在の状況である。
その彼らがグローバリズムを以て、
世界支配を計画していると私は考える。
長々と説明してきたが、
グローバリズムとは、画一的統一性を意味している。
だが私は、
時代の趨勢として、
平等性・博愛性・公共性などが、これからの特徴となるとはいっても、
その統一性には、独自性の尊重が必要だと思う。
独自性を認めない画一性には、自由の尊重がないし、
個人のそれぞれの思想の尊重がない。
それでは未来がないし、創造がない。
したがって、
今の「グローバリズム」は正しいとは言えないことになる。
地域性を尊重しながら、統一性をもつ世界性。
それがこれからの課題となると思われる。
それぞれが独自性を保ちながら、地域性を保持しながら、
統一性を実現すること。
それが大事なのではないかと私は考えます。