あるとき、知らない人から、
「あなたはスターシードだ。!それもかなり転生回数の多いスターシード」
スターピープルと言ってもかまわない。
そう言われて、
これまでの人生を振り返ってみた。
17歳のときに、受験勉強を本腰で始めるようになったけど、
まあ遅いですけどね。
そのころから、
深刻な思いに駆られるようになったんですね。
悲観的な同級生の生き方に、同情的になったのが、
その発端だったと思いますが。
でも、実は冥王星が回ってきていたんです。
この星が巡ってくると、
本当にプレッシャーを受けるんですが、
人ともあまり話さなくなり、
妙に考え込むことが多くなりました。
大学に進んでも、孤独になって、
学生寮に入っても、気持ち的に他の人と合わない。
そんな感じになってしまった。
そんなとき、
地球が沈んでいくイメージが浮かんでくるようになった。
その地球を、昇る太陽なんだと、何度もイメージしようとしたのだが、
何度試みても、その地球は昇ることなく、
地平線を沈んでいくのだった。
それは私に危機的な意識をもたらし、
なんとかしなきゃけない!
と、そう思わせるのだった。
そういう思いを抱いてる中、
隣の部屋に入っていた、入江さんという方がいたのだが、
その先輩は、名古屋から来ていた二つ上の、
私とは違う学部の先輩だったのだが、
私の部屋に来ては、妙に私に話しかけてくれたんですね。
そんなとき、
「〇〇よ、お前は普段、どんなことを考えているんだ?」
そう聞かれたので、
地球の危機意識を話したことがあった。
ちょっと変わっていると思われていたんでしょうね。
ちょうど、
ドストエフスキーなんかの『地下室の生活者』を読んでいたときだったと思う。
少し、憂鬱な気分になっていた私は、
少し気取っていたんじゃないかなあ。
この地球が危ないんだと、なんとかしなきゃいけない!
そんなことを言ったように覚えている。
彼は、
「お前も大変だなあ!」と言われてしまった。
気苦労症だと思われたんだろうね。
確かに、私もそう思う。
そんなこんなで、
自分自身は生き残るためのサバイバルの研究をしたり、
日夜、体力を増強するために、
異常な状況になったときを想定して、
自衛隊の訓練まがいの、歩伏訓練とか、
腕立て伏せをしたりしていた。
だが、
ある友人と知り合いになってから、
私の人生が変わった。
かなり長い間にわたって、空から墜ちる夢を見ていたんだが、
そんなときに、彼と会って、
人生を充実した有意義なものに変える方法があるんだと、
有る場所を教えてくれた。
その集まりに入った1か月後、
私はある啓示を受けた。
大学のキャンパスに寝ころんでいた私の胸に、
賢人たちがその集まりから出現して、
その出現した賢人たちが、この地球を救っていくというイメージ。
そんな思いが、ふわーッと浮かんできた。
本当に、なんとなくという感じのイメージだった。
そこから、
私の想いが変化してきた。
なんかあるぞ。自分にはなんかやるべきことがある!
それはなんだろうかと、そう思った時、
心の中に、“使命”という言葉が浮かんだのだ。
そうか、
俺には使命があるんだ。思わず、自分にも使命があったんだと、
意外な思いを持ったのを覚えている。
それから、瞑想をすることを覚えた。
その瞑想中に、
宇宙船に乗って、ものすごい思考と同じようなスピードで、
飛んでいるその宇宙船の中で、妻と話している自分がいた。
これも、
あまり特別な感じがしなかったのだが、
思い返すと、
やっぱり過去のことを思い出していたんだと分かった。
その後、いろんなことがあって、
やっぱり職場の知り合いに、こう話しかけてきた同僚がいたのだ。
「自分は〇〇星から来ているんだよ。」
一瞬、
なんでそんなことを私に言うのか、理解できなかった。
そのときは、
自分もそのスターシードの一人なんだという、
自覚していなかったから。
彼は、過去世のことだけじゃなく、
いわゆる、
アカシック・リーディングをするリモート・ビュアーだったのだ。
聞かれたことに、一瞬のうちに飛んでいって、
それはこういうことだと教えてくれるのだった。
本当に私の周囲には、
変わった能力の持ち主が多いんですね。
そんなことから、
自分もそのスターシードだという認識が生まれたのですが。
思い返せば、
いろんなことがそれを証明してくているんですね。
一つには、
地球を俯瞰的に眺めるのが得意だったりするんです。
二つには、宇宙の事柄にものすごく関心があることです。
三には、他者と上下の差別とか、動物を単に獣とか見ないことです。
心を持った立派なひとつの生物だと考えるんです。
他にも、挙げればたくさんありますが、
そんなこと言っても、きりがない。
だって、だからとって、どうなんだ?と。
自分自身の幸せと、どう関わるのか、
それが問題であると思うのですね。
それは、結局、充実した人生を送るには、どうすれば良いのか?
という命題に帰着すると思う。
それが一番大事だと、
私は思う。
つまり、
自分にとって、一番大事なのは、
何をしたいのかを明確にして、それに邁進することだと思える。
それのできる生き方が大事なんだと、私は今考えている。