玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

幸せは感情の一つ??

2012-03-19 18:21:54 | 左様出尾蛇瑠
近頃のラジオで流れる流行歌は、「ずっと傍にいるよ」とか「見守る」とか「この想い」とか「大切な」とか「素直に」とかのキーワードを適当に組み合わせてコンピュータが作詞し、ワンパターンなメロディにテクノ調アレンジで、整形芸能ロボットが踊りなが口パクするだけで良い。

なぜ、こんなにも安っぽい愛とか幸せがスタンダードになってしまったのでしょう?

・・

さて、あなたにとって「幸福」とはなんでしょう?

欧米人における幸福とは?と調べてみると、第一にヒットしたのは

What is Happiness?

なかなか興味深い内容ですね。

前半は、幸福とは人それぞれで・・ な話。そして、欧米人における幸福は感情の一つであるということ。

そして楽しい時間が多いかどうかではなく、人生で長くつづく楽しみであり、愛のある生活である。

そこそその個性が認められ見合った報酬が得られ、また、すんばらしいキャリアやロマンスにとびっきの趣味があれば云うこと無しときたもんだ。もちろん、死ぬほどでもない努力とスキルが必要だが・・それには私のような優秀なセラピストに・・御厄介になるのが一番(笑)。

それで、欧米人における「幸福」の定義とは

まず幸福とは、ふしだらな欲望が満たされるのはなく、矛盾のない喜びの状態をいいます。

そして、合理的な人間であり、合理的な目標を持ち、合理的な価値を求め、合理的な行動に喜びを見つけるだせる人にのみ可能なのです...他人の不幸は合理的に・・

・・

ここで、面白ことは Rational(合理的)が繰り返されていることですね。

要は、「欧米人にとって幸せとは感情の一つであり、大脳前頭葉で働く意識を通して感じるもの」といってもいい。

戦後、欧米の哲学者が「幸せ」を非常にいうようになり、哲学したがついにわららずにギブアップしたと清水幾太郎から聞いたという(岡潔先生1970年の講演会から)。

なるほど、スキンシップや言葉でしか愛をたしかめられず、幸せのスケールを富や成功でしか語れない人種があつまって国家をつくっても幸せな国はできない。

・・

昭和も昔で、五感で語るチープな愛がもてはやされる時代。

AKB48やKPopを聞いているとベロベロバァ~か、アッカンベーでよろぶ幼児のような社会になっちゃった日本。

ガキとジジイしかマーケットには居なくなった、いや恐るべし、デフレ20年の破壊力。















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