今日は成人の日ですね。成人を迎えられる皆さんおめでとうございます。
既に働いている人もいますし、大学生の人もいるでしょう。様々な立場と
思いで成人式を迎えられる方がいる方に贈りたい言葉があります。
僕は今年42歳になりますからもう成人式を2回分生きておりますが、
僕が二十歳の時は大学生で成人としての自覚は全くありませんでした。
今、巷で批判されている「成人式の幼稚園化」の対象となりそうな態度で
臨んでいたような気がしますので偉そうなことは言えないのですが・・・
今日の形態の成人式は、終戦間もない1946年11月22日に埼玉県の現在の
蕨市(わらび市)で実施された「青年祭」がルーツとなっているそうです。
敗戦(1945年)により日本全体が虚脱の状態にあった当時、次の世代を担う
青年達に明るい希望を持たせ励ますため、当時の埼玉県蕨町青年団の
みなさんが青年祭を企画して小学校の校庭にテントを張って行ったのが
最初で、この「成年式」が全国に広まり現在の成人式となったそうです。
蕨市では現在も「成年式」と呼ばれています。
その後、国は「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を
祝いはげます」趣旨で翌年から1月15日を成人の日として制定しました。
それ以降、ほとんどの地方で成人式はこの日に行われるようになりました。
その後、1998年の祝日法改正(通称:ハッピーマンデー法)に従って2000年から
成人の日は1月第2月曜日となりました。
そこでですが、是非、皆さんにこうなって欲しいという思いを率直に
伝えたいと思います。3つしか言いませんよ。
是非、皆さんには、視野を広く持って欲しいと思います。
視野を広く持つためには勉強しなければなりません。視野を広くするには、
いい友達を持つことと、人生の先生というような人と早く出会うことです。
是非、皆さんには、自立して欲しいと思います。
自立というのは、自分の飯は自分で稼ぐということです。これで初めて一人前。
これが出来なきゃ何をいっても社会で通用しません。そのためには、これで飯を食うんだ
というものを早く持って欲しい。プロとアマチュアの違いは、プロというのは
それでお金をもらうということです。早くプロになって欲しい。
是非、皆さんには、感謝の心を持って欲しいと思います。誰に感謝するかは
皆さん自分で考えて下さい。
僕の記憶では、同じ年の人を一斉に行政が祝うのは、一生の内でも
成人式しかありません。こういうのを通過儀礼というのですが、
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」
という成人式の趣旨を大切にしていきたいと思います。
成人式を迎える皆さん、おめでとうございます。
平成23年1月10日 成人の日に捧げる 浅野 真
なかなか自営ですので参加が出来ないですが、仕事を続けて行くなかで、大事なことの一つには後身の育成も有ると思っています。
社員がたくさんいらっしゃるなかの社長業なのに、この様な会を進めていくことに尊敬をいたします。
これからも、伸び行く会であり御社であることを願います。