ポストカードも仕上がったので、台風一過の青空の下、四谷の写真ギャラリーをはしごする。
まず、今回も額装とマット加工を依頼するRoonee 247 photographyで軽く打ち合わせをした後、お向かいのギャラリー・ニエプスで森田剛一写真展「空嘯」を鑑賞した。森田氏の作品は6×6判の気持ちよさと中判の密度が素直によくまとまっていて、作家自身の人柄を感じさせてくれた。まぁ、個人的にはもう少しとがったところのある作品に惹かれるところもあるのだけど、若い人の作品に「そういうところばかり求める」ってのは、自分が無駄に年取った証拠なんだろうね。
その後、少し離れたトーテムポール・ギャラリー(Totem Pole Photo Gallery)にて下薗詠子「絆の肖像」展を鑑賞する。既に実績のある作家さんなので、わざわざ改めてこういうことを言うのは失礼に当たるのかもしれないが、とにかく上手さを感じさせてくれる展示だった。インスタレーションや作品の並び、選びも卒がなくって、作品に没頭できる展示だったと思う。
下園氏の展示は今日が初日だけど、森田氏の展示は明日で終了なので、時間のある人は足を運んで欲しいと思う。
下薗詠子 「絆の肖像」
会場: Totem Pole Photo Gallery
スケジュール: 2009年09月01日 ~ 2009年09月06日
住所: 〒163-0004 東京都新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F
電話: 03-3341-9341