エントリータイトルですが、火星とは無関係です。
今日は朝から非常に好い天気だったので、さっそく機材を担いで撮影に出かけた。最終的にはシートフィルム4枚とロールフィルム2本を消費しただけだったが、それでも満足度という点は十分に満たされた1日といえる。
ただ、楽に撮影させてもらえないのは相変わらずで、特に今日は人出も多かったので、三脚を立てる際には周囲を十分に警戒しないと、思わぬトラブルを引き起こしかねない。
もちろん、公園などの緑地では三脚を立てること自体がマナー違反となることが多いので、自分は最初からそういう場所には近づかないようにしているのだが、さして狭くも無い公道でとがめられるといささか腹の立つこともある。確かに、道路交通法第五章「道路の使用等」の第一節「道路における禁止行為等(第七十六条―第八十条)」においては、禁止行為として「何人も、交通の妨害となるような方法で物件をみだりに道路に置いてはならない」と定めてあり、また「道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること」をも禁じているばかりか、ご丁寧に「三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する」との罰則まで定められているのだから、無余地状態にしてはならないのは間違いない。
だが、自分はいちおう側方3.5メートル、路肩側75センチの通行余地は残すようにしているつもりだし、短時間の使用については常識に委ねられているはずだよ。
例えば、木村伊兵衛風に銀座の夜景を撮りたいといって(木村伊兵衛が三脚を立てるかどうかは脇に置いといて)、数寄屋橋交差点前交番脇のちょっと狭くなった歩道に三脚を立てるとか、そういうことをすれば怒られても仕方ないかもしれないけど(数寄屋橋交差点前交番の脇を人が通るかどうかはともかくとして)、同じ数寄屋橋交差点付近でもチャンスセンターの側なら十分な余地があるので、いちうおう原則的には怒られないはずではある。
もちろん、広い公有地であればどこでも三脚を立ててもよいというわけではなく、話によると皇居外苑でも皇居前広場の砂利敷き部分(二重橋前のあそこ)は、三脚の使用が禁じられているようだ。ただ、あそこは国民公園として一般に広く開放されているし、そもそも「観光写真業者が三脚立てて集合写真撮ってる!」のだが、実際に自分も注意されているらしき人を見たことがあり、とりあえず菊には逆らわないということで自分も三脚を立てないようにしているw
ともあれ、様々な社会的制約をあるときは強く意識し、またあるときは適当に濁しつつ、日々撮影し続けているのだが、それにしても今日はやたらと警官の姿が多い。勤務中の公務員に肖像権はないのだが、それでも警官にレンズを向けるとトラブルにつながることもあり(桜にも逆らわないよ俺はw)、ちょっと消化不良気味のまま駅に向かった。
ふと、気がついたら機動隊に取り囲まれている!
いったい何事なんだ!
なにがおきてるんだ!
え?昭和の日?
なんだそりゃぁ?