2次元こそがマイホーム

黒潮25号による、アニメや漫画やゲームのネタバレ有りまくりなブログです。ありまくりですからねー!

『NHKにようこそ!』第7巻~エースでは今月号で最終回!~

2007年05月28日 20時53分06秒 | アニメ&マンガ系
 『NHKにようこそ!』も遂に、今月号のエースで最終回を無事に迎えることが出来ましたね。そして単行本の方も第7巻が出て、こちらも終盤へと近づきつつあります。

 漫画版『NHKにようこそ!』がオリジナル路線に入ってからというもの、先の読めない展開が続き、何故か和解したと思われたキャラ同士が次の話しでは思いっきり関係がズタズタになっていたりと、本当に良い意味で裏切ってくれます。そして本当にこの物語にはエンディングが訪れるのか!? 自分は単行本派なのでどういう終わり方をしたのか解りませんがね。今年の7月末に発売ということで、楽しみに待たせてもらいますよ。

 さて、今回の7巻ですが。
今までの話の中で1番、色々な意味でヤバかった
 佐藤と柏先輩(結婚してるし城ヶ崎の方が正しいか)との同棲生活。そんな中での複雑すぎるほどの人間関係。ある柏先輩の行動によって佐藤が他人を信じることが出来なくなるが、なんとか柏先輩の説得(?)により佐藤は復帰、2人の仲はとりあえず現状維持を取り戻すと……。
 で次にはまたズタズタになって仕舞いには不倫話まで拗れていくんですか……
 いや不倫の話に関しては今までに無かったことではなかったので幾らか予想は出来てたんですが(ま、結局は不倫なんかしなかったんですけどね)。
 その後に色々とあって柏先輩との仲を取り戻した矢先に、偶然佐藤を見かけた岬ちゃんと城ヶ崎先輩(夫の方)達が駆けつけてきて、ちょうどバスタオル一枚身に着けているだけの柏先輩(色々とあって首輪も付けてますが)を目撃してしまい、佐藤は岬ちゃんと城ヶ崎先輩からの猛攻撃を受けてしまいとんでもないことになっっちゃったりしましたが。ま、とりあえず丸く収まったわけですが。
 まー、何と言いましょうか。とりあえず、ガンバ!佐藤

 しかし! 今巻で最も注目すべきは、実家に帰っていたと思われていた山崎が実は実家に帰っておらず消息不明になっている時の、山崎のそれまでである。

 奈々子と別れてから山崎は、とりあえず実家に帰るために電車を待っている時、突然電話で父の死を聞かされることに。それから実家に帰ることができず、当ても無くあるメイド喫茶に寄ることに。そこで山崎は『有り金全部渡すから、今夜一晩一緒にいてください!』ととんでもない事を1日付きっきりのメイドさんに言い放つ。なんとそのメイドコスの方はその山崎のお願いを聞き受けたのだった。
 それからそのメイド従業員さんのアパートに向かい、その甘い一時を送るのだった…………………………筈なのだが!
実はそのメイドさんは男だった!
 何処からどう見ても女性のメイドさんなのだが、きっちりアレはついているという、もうれっきとした男性! 海外に行って性転換手術を受けるためメイド喫茶で働いてたらしく、いやもう別にそのままでいいっすよ! みたいな男性です。
こんな可愛い子が女の(ry
 羨ましいなぁ、おい! どんだけだっつーの! てかあの後山崎はしたのか? してないのか? てかとりあえずよこせ! みたいなね。そんな感じの、ね。
 とりあえず、今巻で最もインパクトが強かった話しはこれかな?(笑)

 絶対エンディングがとんでもない気がするのは自分だけじゃない筈なんだ。多分……

それでは!











≫ビリーズブートキャンプで痩せようと思っている方への追記
 とりあえず個人差の問題なんだと思うよ、うん。単に自分が痩せにくい体質なのかもしれないし。
 でもとりあえず、食事制限は必須だと思うんだ。後は、昼夜で効果に違いが出てくるとか。たしか昼にやると体脂肪が減って体重が落ちやすくなったりだとか、夜にやると筋肉がつきやすくなるとか。そこらへんも考慮した上でやってみるといいんだ。効果の程は保障するね!

天元突破グレンラガン第8話『あばよ、ダチ公』~兄貴は終始格好良かった、うん~

2007年05月26日 22時56分06秒 | アニメ&マンガ系
 今期アニメの中でも随分と面白い方の分類に入るこのアニメ『天元突破グレンラガン』。この回で第1部完結ということで、大分(と言ってもほぼ毎回だけど)力が入っておりました。

 兄貴の格好良さが異常でした

 第1話からハンパ無いほどの熱さでぶっちぎってきたカミナですが、最後の最後まで熱すぎでした。(何故か4話が無くてその活躍を見ることが出来なかったのは残念ですが)

 あの展開は王道的。今まで見てきた熱血系アニメで良く見る展開です。要は、典型的な兄貴系キャラの死に様の1つです。
 しかし、またそこに惹かれる。『さすがアニメ!現実じゃ出来ない事を平然とやってのけるッ、そこにシビれる!あこがれるゥ!』。そういう展開のアニメを見たときは、毎回のように使っております台詞です。だからこの世界はやめられないんですよ!

 第5話辺りから、『実はこのカミナの熱さ自体が死亡フラグなんじゃ……』とか思ってた矢先のこの第8話でのカミナの死。少し自分でも驚いております。予感の的中もそうですが、1クール経ってないのにこの主要キャラと思われたカミナの死にも驚いております。

 色々なサイト様で「この回が一番(もしくは2番目に)良かった」と言われてますが、自分もそう思います。この回見て、初回限定版のDVD第1巻予約しちゃったしw この先の展開が楽しみです。

 でも不満が無いわけでもないんだよね。尺上の問題ってのはわかるけど、色々と詰め込みすぎてぐちゃぐちゃになってるのがちょっと……。戦闘パートあたりは別に詰め込みすぎでも臨場感みたいなのが味わえるから良いとして、日常パートであの調子だとちょっとついてこれない感がある。所々を省いてる感と言うのかな? 若干、違和感を感じるところもあったし。30分ってのが厳しいのかな? やっぱり

 ま、何はともあれ、次回は新キャラの登場ですが。何故か「見た目は10代、お頭は一桁」と予想している自分がいる。ま、当たるかどうかは知らないけどね。当たってたら、ようやく「展開が読める」技能を取得出来たって事で良いのかな、これは

それでは!




≫ビリーズブートキャンプで痩せようとお考えの皆さんへの追記
 アレで痩せようとお考えの方は、食事制限をしてからやって下さい。よくテレビで何キロ減りましたってのが流れますけど、アレは、ビリーズブートキャンプ(BBC)だけのおかげではありません。いくらかの食事制限を掛けた上でのBBCによってアレだけの体重が減ったのです。
 理由は簡単です。BBCは体重を落とすのが目的なのではなく、
体脂肪を燃やしつつ筋肉をつける
 のを目的としてます。体脂肪が燃えたら減るじゃんと思っている方。それは間違えではありません。しかし、筋肉がついてしまうので、別の意味で体重が増えてしまいます。
 なので、筋肉になりにくい物を食べるようにしないと、いくらBBCをやってるからって1週間や2週間じゃあそこまで急激に減りません。BBCの元が海軍式エクササイズだったと言うのを判っている上で買う事を強くお勧めします。効果の程は、自分もお勧めします。

ツンデレは「女×女」が一番萌えると思うんだ~でも今回はそんな話題じゃなかったり~

2007年05月23日 21時57分50秒 | 雑談系
 グレンラガン話になりますが、やっぱりカミナは早々に退場するキャラだったのね。あまりにも他のキャラとのテンションが違いすぎたから、もしかしてと放送当初から心配してたんですが、案の定。BS-Jで放送が金曜日に延期してまだその回は見てないのですが、最後のカミナの姿、しっかりと眼に焼き付けようと思います。

 さて今回は、珍しくアニメ以外のお話を。アニメとかその手の話し以外の記事書くのって、もしかした実写『逆境ナイン』の感想以来かもしれない……。

≪愛知立てこもり事件≫
 死傷者1人、重傷者3人という4人の被害者を出した愛知立てこもり事件。散々テレビやネットで叩かれていますが、ぶっちゃけ、一番酷かったのはマスコミだと思う。SATの動きの悪さも確かに酷かった。『特殊急襲部隊』とか名乗っておきながら人質が確保された後にも急襲するわけでもなく、ただただ見守り続けてたってのはね。しかしこれはSATが悪いんじゃなくて、愛知県警本部長、警備部長が悪い。対テロ部隊であるSATを十分に発揮させなかった指揮官が悪い。相手は拳銃を保持している。撃ってきたら危ない。だから突入はさせない。だったら何のための対テロ訓練だっつーの。
 さて本題に戻ってマスコミに。実況、まあいいでしょう。普通に実況してる分にはね。だけどさ、狙撃主映したりするのはどうよ? いくら相手が何も出来ない状態だったとしても、ありえない行為だろ。あまりの馬鹿行為にテレビ消しちゃったよ。いくら何でも酷すぎ。SATの動きを叩く前に、まずマスコミを叩く方が先決だろ。
 後、不謹慎な言い方になるけど、殉職になったSAT隊員の林一歩さん。特殊部隊の一員として、立派な死だったと思う。死ぬことに立派も糞もないけど、刺殺や射殺を覚悟の上での職だし、任務上での死は、一番名誉あることだと思う。

 ≪ビリーズ・ブートキャンプ≫
 しかし今回話題に挙げるのは、『ビリーズ・ブートキャンプエリート』だったり。最近……1週間くらい前かな? ビリーズブートキャンプエリート(以下BBCE)を買いまして、ここ最近続けております。
 このBBCE、普通のBBCとは違い、今海外で最も主流となっているBBCで、日本語吹き替えのなされていない最新2007年版。今日本語吹き替えで日本で有名になっているのは、2005年版のBBC。
 違うところといえば、ビリーバンドに500g程度の錘が付いたことと、DVDが3枚組みになったこと。話しによると、これまでのBCの強化版とかなんとか。
 一応2005年版も持っているのですが、確かに色々と違います。ビリーバンドに錘が付いた分、とんでもなく二の腕にきます。エリート版のビリーバンドを使った後に普通の錘の無いVerのビリーバンドを持つと、その違いがはっきりと判ります。
 後、やってみようかなと思っている方に。一畳程のスペースがあれば大丈夫とか言ってますが、余裕を持って二畳はあった方がいいです。特に横に。横移動が多いので若干立ち居地が変わったり、下手すると近くの物を蹴飛ばしたりしかねないので。周りに物を置かないようにして、尚且つ二畳、もしくは一畳半あれば、快適なBBC生活を送れます。

≪著作権法改正の案について≫
 良くもなく悪くもなく。正直、微妙なところ。著作権云々に関しては仕方がないと思ってる。同人誌買ってる身だけど、「仕方のないことだ」と正直にそう思う。
 でも、あの改正案自体に色々と問題がある。警察・司法が著作権法違反者を独断で逮捕することが出来るとか、絶対無理がある。それこそ逮捕する側の見方の違いで逮捕される者されない者が出てくる。だからと言って、そう思われる者全てとかになったら、それこそ大変な事態である。
 それでも「仕方ないよね~」とか言う人は、大きな間違いをしている。完全オリジナルな物で1から10までやりこなすことは結構難しいことなのである。インスパイアネタがうける時だってある。今のご時世、テレビのCMとかでもそう思われかねない物は沢山ある。一昔、某携帯電話会社のCMでBGMに『巫女ミコナース』が使われてたのがあったが、アレは完全にアウトである。てか公共なるテレビでエロゲのOP流すなよ。
 もしこの法案が通ってしまえば、ある意味、日本は終わってしまう気がする。美しい国ってのは、誰から見ても美しいと思われなきゃ成立しないと思うぞ。

 と、珍しくまともなことを書いた今回。ネタが無かったわけではないぞ! きっと……多分……

それでは!

ガンダムは初代と逆シャアとF91とポケットとVとヒゲとXWGだろ~ロボット物ではマクロスが一番~

2007年05月17日 23時21分19秒 | アニメ&マンガ系
 ここ最近はアニメのレパートリーを増やそうと、某レンタルビデオショップにて大量のアニメを借りて見る作業をコツコツとこなしている毎日を送っています。クーポンなきゃやってけないね、あそこは。
 
 名作とも言えるアニメを見たり、色々と黒歴史化されたアニメを見たり、電波なアニメを見たり、微妙なアニメを見たりで、燃えたり萌えたり鬱になったり感動したりでとても忙しい日々を送ってるけど、こうやって色々と見ていくと、アニメの世界は広いなと痛感させられるね。開花の時期が遅すぎたとは言え、ここまで燃えたり萌えたり泣いたり笑ったり出来る作品を見ずに今まで生活してたとは……と後悔しております。

 今のところこの一生の中で見てきたアニメの自己ランキングは、1位にマクロスプラス、2位に攻殻機動隊、3位にZ.O.E Dolores,i、というふうに。攻殻機動隊はまだ最初のテレビシリーズしか見てないから、2ndとか見たらランキング変わるかも。カーボーイビバップは現在視聴中で全部見終わったら判定に。まあ今のところ間違いなく1位だけど。

 さて、それではここ最近のアニメの感想集に。ここ最近のアニメは、結構質が高くて嬉しい限りだね。ま、ゴールデン枠とかしか見てないけど。

≪天元突破グレンラガン≫
 熱血系ロボットアニメ。普通に、見てて飽きない。普通に面白くて困る。特に3話が、今のところ一番良かったと思う。檜山さんが適役過ぎてワロタwww そういやなんで4話無かったんだろうね? 一週放送されなくて5話が放送になって。製作者側で何かあったのかな?

≪ミュータントタートルズ≫
 一昔前に放送されてたタートルズも見たことあるけど、殆ど記憶に無かったり。内容とか声優とか。声優に関して違和感がある人とかいるみたいだけど、そういう意味では自分は勝ち組なのかな、と。今作のレオナルドの声優は柿原さんと、グレンラガンのシモンと一緒だったり。しかしやっぱり、ふたご姫のブライトのイメージの方が強かったり。今年の柿原さんは熱いよ!

≪かみちゃまかりん≫
 テレ東のかみちゃまかりんのHPトップに萌え~。花鈴より姫香に萌え~。今のところは視聴を続けるつもり。なんか作画が以上に乱れたときがあったけど、大丈夫かな?

≪爆丸バトルブローラーズ≫
 前にも言ったように、この手のアニメは好きだ。そして、この作品も嫌いじゃない。が、嫌いじゃない留まり。今のところはね。なんか微妙。多分あれだな。リアルの爆丸のルールと違うからだろうな。いや、この手のアニメだったら日常茶飯事のことなんだけどさ、このホビーの醍醐味とも言えるゲートカードへシュートしてポップアップまでの流れが生かされてないね。あれ、リアルにやってるとこ見てたほうが面白いぞ

≪デルトラクエスト≫
 ま、原作派かな。嫌いじゃないけど、流石に話を飛ばしすぎたかな。最初から最後までやれたら一番なんだけどな……。ま、ジャスミンが可愛いから許すけど。

≪BLUE DRAGON≫
 暇だったら見るかな程度。特別見なくてもいいかな? って感じかも。でも、暇潰しにはなる……筈。

≪機神大戦ギガンティック・フォーミュラ≫
 ロボの一貫性の無さには吹いたねwww キャラは別に問題ではない。全然余裕で見れる。搭乗者の年齢が適度に高くて嬉しい。やっぱりロボに乗せるんだったら大人の方が良いね。中国代表の走影さんは今作品のヒロインです。後、EDの作画が本編の作画が違うのは未だに謎である。普通に本編でいける。

≪らき☆すた≫
 単行本第一巻発売当日に買って、今でもきちんと続刊は発売日当日に買ってる自分は、なんとなく勝ち組な気がする。こういうのって、とんでもなく有名になる前から知ってると、なんか優越感に浸れない? 俺だけじゃない筈なんだ……。ま、中身は面白いよね。声優もはずれじゃないし。アニメが初見の人でOPの電波度=内容と思って見た人は少なくないはず。でも普通に面白いね。アニメとしては成功かと。こなたのお父さんのそうじろうさんが、実は今作品で一番好きなキャラだったりする。

 と、現在視聴してるのは上記の作品のみとなっております。特別増やす気ないんだよね。日曜朝の番組は、起きれずに見てないし。あ、そういやケロロ軍曹とか銀魂とかも見てたな。銀魂の面白さは異常だよ。

それでは!

Z.O.Eシリーズ~上の上……否、神レベルに面白いぞ、これ~

2007年05月04日 19時09分50秒 | ゲーム系
 自分はニコ動と出会って、4ヶ月くらい経ちました。てか、初期の方からいます。それまでに幾度となく動画に影響されっぱなしだ。
 その中でも特に影響されたのは、
おじいちゃんの地球防衛軍3 Final -この星の明日の為に- Hard
 今でも再生&コメントどちらもランキング上位で、そのどちらも今だに伸び続けているほどのリピーターの多さ。そして、その誰もが神動画と評するほどの、言わずと知れた大人気動画。
 この動画は、そのプレイもさることながら、BGMの曲選が神掛っていていることもその大人気に繋がっております。
 そしてその人気は、おじいちゃんの孫がプレイした地球防衛軍3 Finalでも健在で、実は色々と影響されたのは、こっちの方だったりします。

 さて、ここから本題です。
 そしてその孫のプレイした地球防衛軍3 FinalでのBGMに今回の主題である『Z.O.E』のANUBISの主題歌である『Beyond the Bounds』が使われていたことが、全ての事の始まりでした。

 『Beyond the Bounds』に(かなり良い意味で)洗脳されてしまい、この曲について調べてみた結果、Z.O.Eにたどり着きました。
 Z.O.Eというゲームは前編と後編に分かれていて、『Beyond the Bounds』が主題歌となるANUBISは後編だったので、前編の方からやり始めました。(色々のレビューサイトとかでは前編やらなくても後編に回想編があるから特別前編はやらなくても良いと書いてあったのですが、まあ折角だしということで前編からプレイ開始)
 
 前編のZ.O.E(以降は無印と表記)は、主人公となるごくごく普通の少年レオ・ステンバックの住んでいるコロニーが、敵となるバフラム軍の襲撃を受けてしまい、偶然にも新型の巨大人型ロボットのオービタルフレーム(以降、OF)ジェフティにレオが乗り込んでしまい、嫌々ながら戦場を駆け回るといった、ロボット物の王道を突き進んだ内容となっています。
 よく見かける感想で『ストーリーが短い』と書かれてますが、自分はちょうど良いくらいだと思います。自分の初回総プレイ時間は4時間44分(かなり吃驚でしたwww)。長くは無い。決して長くは無いけど、丁度良い短さ。てかこれ以上長かったら、きっと自分はクリアできなかったでしょう。難しいとかじゃない。理由は、
おつかい色が異常なほど強かったから
 宣伝云々を抜かして、あまり人気が無かったのって、実は総プレイ時間の短さじゃなくて、こっちのほうが強かったと思います。
 普通のRPGよか遥かに移動する場所は少ないにしても、とにかく動かされる。一度行った場所にもう一度行く羽目になったり、相当進んだあたりで必要なものを探すことになってかなり前のエリアに戻りに行ったりと、やってて疲れてきた。もしこのゲーム、10時間以上が平均クリア時間だったら、絶対諦めてましたよ。いくらなんでも持たないと思う。

 しかし、バトルパートは別物。普通に楽しめた。敵のバリエーションが少なかったとか言ってる奴は、速やかにアニメ2作品を見ること。殆ど義務。見ない奴は言うな。
 基本的に出てくる雑魚OFの種類は3つ。1つ目はラプター、2つ目はマミーヘッド、3つ目はサイクロプスである。大体はこの3機が雑魚敵として3機1組の組を作って襲ってきます。
 ラプターは近・中距離用、マミーヘッドは中・長距離用、サイクロプスは近距離用となっていて、結構多く出てくる組は、ラプター2機とマミーヘッド1機で、随分とバランスのとれた組となっている。バリエーションの少なさは、この組の形成によってバランスがとれてくることも関係しているのかもしれない。
 ACやバーチャロンの様なリアルロボットシュミレーションじゃない、簡単操作な操作スタイル。ACEよりもスピーディー且つ爽快感ある戦闘は、鳥肌物です。
 しかし、その爽快感ある戦闘は無印ではあまり表現できず、面白いには違わないんだけど、ただただ淡々と戦闘をこなしてくだけのゲームだったのには、少しガッカリしました。しかし、ANUBISでは、もう申し分無いほどの内容となりましたが。
 
 そしてZ.O.Eはそのバトルパート以上に、SF好きも唸るほどの緻密な世界観。今までのロボット物じゃ足元にも及ばないほどのリアリティある設定。ゲームにこそそあまり出てはこなかったが、重力や質量とかその辺に係わる内容をここまでリアルに描写したロボット物は、初めて見ましたよ。
 Z.O.Eというシリーズは、ゲームをやっただけじゃその面白さを十分に楽しめたことにはならないと良く色々な所で見るが、まったくその通りである。この話は、また後ほど。

 で、この無印なのですが。確かにそれほど強いインパクトは無かった。全然無かったわけじゃないが、終始暗いイメージが強く、おまけに主人公のレオがとんでもなくネガティブ思考なキャラだったので、余計に……。面白く無いわけじゃない。でも、飽きが早く来るかも。
 まあでも、自分は面白いと思ったよ。悪くは無いかな。

 さて、続いてANUBISのプレイ感想なのですが。
いくらなんでも面白すぎだろ、これ
 無印には表現しきれなかったスピーディー&爽快感ある戦闘は、今作では十分に表現できていた。無印では一度に相手にする敵の数が多いときでも12機と少なかったが、今作では、その倍の数を常に相手にすることに。しかもある場面では、味方が数十機付いて、500機にも及ぶ敵の群れを潰しながら目的地にまで到達するイベントがあったりと。随分とレベルが上がってきました。
 しかし常に50機以上の敵と戦うのには、無印の時の武装じゃ全然敵いっこありません。しかし今作からは、一度に数十機の敵をロックオンして打ち落とすことの出来るホーミングショットや掴みアクションの追加によって、更に白熱した戦闘を楽しむことが出来ます。一度に数十機の敵を落とす快感には、背筋がゾクゾクっとしたものです。
そしてANUBISからは、まさかの主人公変更が! 無印主人公のレオ・ステンバックから、ANUBISからはディンゴ・イーグリットが主人公に。ディンゴは、元バフラム軍の凄腕LEV(OFより遥かに性能の劣る巨大人型ロボット)パイロットで、無印とANUBIS両方のラスボスを飾った(無印のラスボスは、実質ヴァイオラ)バフラム軍大佐のノウマンの、仲間を簡単に斬捨てる様な行為に嫌気がさして軍から脱却、偶然にもレオの手によって木星に隠されていたジェフティに乗り込んでしまい、打倒ノウマンを掲げ、ノウマンの野望を食い止める事となった、無印時代のレオよか遥かに熱血系主人公です。
 さて主人公から落とされたレオですが、なんと、ANUBISからは、OFにも対抗できる程の性能を持った新型のLEVビック・バイパーに搭乗して、最初はとんでもない勘違いをしてディンゴに襲い掛かってくるものの、最終的には味方という形で助けてくれる、なんともまあ無印とは大きく性格が変わって登場してきました。しかしこうやって出てきて思うことは、無印時代のレオのほうが可愛げがあった、ということです。
 
 このANUBIS、全てにおいて抜群に面白かった。自信を持ってお勧めできる。他のゲームに行き詰ったときの箸休め代わりにどうぞ。その内に、どっぷりはまってたりしてますから。
 平均クリア時間が8時間ほどのストーリーの長さが、逆に取っ付き易さがあります。1日休みがあればクリア出来、爽快感と感動に浸れるといった、なんともお得な1日を過ごせること間違いなしなゲームです。

 そしてなんといっても、その全てを大いに盛り上げてくれるBGMや主題歌。無印共に、そのBGMの1曲一曲がゲームを盛り上げてくれます。
 その中でも特に、ANUBIS主題歌『Beyond the Bounds』は絶品。ANUBISのOPムービーでこの曲に合わせてANUBISのデモムービーが流れるのですが、これがまた鳥肌物で。ほんの5分(10分だっけか?)程度のムービーの中に、ANUIBISの内容の9割が詰まっています。てかOPでラストのネタバレなんかしちゃってたりするのですが、そこんところは置いときましょう。気にする人は終わってから見るも良しですし。
 しかし自分は、ANUBISでレオとの戦闘があるのですが、そのときのBGMの『Leo!Leo!』がお気に入り。なんか妙にノリの良いBGMで、ついつい戦闘を長引かせても聴いてしまいます。

 とまあ、ゲームの方はこんな感じです。テスタメントがねぇじゃねぇか! とか思っている方々。仕方ないんです。今、テスタメントをやるためのハードが無いんです! まあそれはさて措き、要は何が言いたいかと言うと、
最高に面白いよ
 ってことさ。自分がここまでお勧めできるゲームって、実はこれが初めてかもしれない。バントロはやる人によっては結構癖のあるゲームだからあまり強くお勧めしなかったけど、これは胸を張ってお勧めできるね。

 で次にお伝えするのは、アニメの方。

ロボ萌えするよ、間違いなく
 燃えじゃねぇんだ。いや、燃えもくるけどさ、一番に萌えがくるんだよ、このアニメ。『Z.O.E 2167 IDOLO』(以下IDOLO)のOVAの方と『Z.O.E Dolores,i』(以下DoloresI)の地上波のアニメの2種類あるんだけど、その中でもドロレスIの方な。

 この2種類のアニメは、IDOLOが世界初のOFイドロにまつわるお話で、無印より何年か前のお話で、DoloresIの方はIDOROの続編となるお話で、中年親父が主人公で親父萌えを新たに植えつけられたり、正式ヒロインがOFのドロレスでロボ萌えを新たに植えつけられたりと、色々と別の道に走ってしまうような内容となった、かなり斬新且つとんでもなく全てが面白い作品となった。
 実はZ.O.Eシリーズな中で(テスタメント除く)一番好きな作品って
Dolores,iだったりするのですが
 ANUBISをさし措いて、実はZ.O.E Dolores,iが一番好きです。主人公のジェイムズの親父臭漂う、でも異常なほど格好良く、OFドロレスの行動一つ一つに萌えてしまい、なのに作品全体はとてもまとまっていて、尚且つ全ての作品に違和感無くリンクしていて、そしてそして演出一つ一つがとても燃えて、1話からどんどん増えていく伏線を最後の最後までに全て拾ってその全ての伏線を上手に利用したこのアニメは、
今まで見てきたアニメの中でも上位の出来だ!
 これは見て損はない。オタ臭いアニメって嫌なんだよとか言ってる奴には、ぜひともこのアニメをピックアップしてやって下さい。美少女? 居るようで居ねぇよ! 美青年? 居るようで居ねぇよ! オタ用語? あるようでねぇよ! このアニメにあるのは、終始、
親父とロボだけだよ!
 今までのロボット物は、少年少女が多すぎた……。そんなリアリティの無いロボットアニメに嫌気がさしていた人は、是非見ることをお勧めする。いくらかはそんなのが出てくる。でも9割方の搭乗パイロットは親父か大人だ。9割方の登場キャラクターは親父か小母さんか大人の女性か大人の男性かロボだけだ。
 誰もが言うよ……。
このアニメは良い……。想像を絶する
 とね。

 この2本のアニメを見ることによって、ゲームをまた一段と楽しむ事が出来ます。しかしお勧めとしましては、ゲームの前編と後編をクリアしてから、このアニメを見た方が良いかなと……。まあ、そこはあくまでも私的な感想ですけどね。
 後、Dolores,i見る前にIDOLOを見ることもお勧めします。しかしこれも私的な感想ですけどね。

 さて、ここまでなんか思いっきり熱くなって書いてしまいましたが、いま自分が思っている全てを書いたつもりです。多分また暴走したりして書いたりする時があるかもしれませんが、ご了承ください。一種の病気のようなものだと思ってくれれば良いと思います。
 
 そして最後に。
シリーズ全部やってみて。これからのロボット物の見方が大いに変わるから

それでは!