早朝、ウルムチを出て空路カシュガルへ向かいます。
機窓からは天山山脈が見えます。山の向こうはなんとキルギスです。
カシュガルの空港から車でパミールへ向かいます。途中には中東っぽい街があります。
街を抜け、山に向かっていきます。この道はパキスタンへ通じるカラコルムハイウェイ。
近くには 荒涼とした不思議な岩山が見えます。
空は抜けるように青く、期待が高まります。
さらに進むとパミールの神々しい山々が見えてきます。
途中に検問所があります。これは国境が近いためです。車から降ろされ、パスポートのチェックを受けます。検問所からも山々が見えます。
検問所にいた白人女性。なんと中国人で、この先に中国唯一の白人の村があるそうです。
道は一気に登り始めます。約1時間半登りつづけるとブルン湖に着きます。
既に標高は3300メートルあります。森林限界を越えているので木々の無い不思議な山々が広がります。
この山の向こうはタジキスタンです。堰き止め湖ですが、綺麗なところです。
ここからさらに登り、いよいよカラクリ湖です。
標高は3600メートル、澄んだ水と空気が広がります。空気が薄いためか、音も無いような気がしました。
湖の後方には標高7000メートル台のパミールの山々が見えます。
湖の東に見えるコングール山(7,469m)です。
同じく湖の東に見えるムスタグ・アタ山(7,546m)です。
これらの山々の向こうはパキスタンです。
天候にも恵まれ、最高の眺めを楽しみました。
この日はカシュガルまで戻り1泊、明日は最終日、カシュガルの街を訪れます。
上海時代の友人と食事することになり、京都河原町の志る幸へ行くことにしました。
京阪の四条から東華采館を眺めながら四条大橋を渡ります。
上海外灘にありそうなレトロな建物です。
5分も歩かないうちに到着、ここは幕末の志士、古高俊太郎の邸宅のあとを利用しています。
中も独特な作りです。実はここ、40年前に父親に何度か連れて行ってもらっていますが、全然変わっていません。
名物の利休弁当を頂きました。
はも落とし、鶏肉の煮物、玉子豆腐にかやく御飯などです。
味噌汁は甘い白みそベースに中の具を選べます。
標準は豆腐ですが、ジュンサイを選びました。
どれもとても美味しかったのですが、メニューにはジュンサイの酢の物とか湯葉刺しとか興味うぃ引かれる品が沢山あります。
その後、近くにある永楽屋に移動、女性陣は和風のスイーツを頂きました。
冷やしぜんざい
??パフェ、上には永楽通宝が!
コーヒーも素敵な食器が使われていました。
朝8時に石梅広場に集合。既に大勢の人が集まってます。
まずは西門大街を歩きます。
虞山の観光地の入口で門をくぐります。
虞山に沿って虞山南路を歩きます。
途中、給水ポイントもあります。
尚湖串湖大堤に入り、橋を渡ります。
この辺から尚湖という観光地です。
このような並木の道です。
続々と人が続きます。
なぜか、自転車で楽している人や、バスを使っている参加者もいます。
尚湖の反対には虞山が見えます。
尚湖公園に着いてゴール。ここまで8キロです。
皆で看板に完歩記念のサインをします。私はひらがなでサインしときました。
少し尚湖公園を散歩します。
割と綺麗なところです。
今回付き合ってくれた王さん、劉さん。ありがとうございました。
そういえば、私専用通訳の舒さんはどこ行った?
上海ねこさんの家に行くことになりました。
パーティは17時からなのに13時くらいに着いてしまったので、少し散歩しました。
上海の旧租界の散歩です。
この建物、最上階にスペイン料理屋があります。
道路の雰囲気も良いところです。
素敵な路地もありました。
麩屋町すて居に行ってきました。
この店は25年くらい付き合いのある祇園のクラブのママさんが新たに出したお店。
このママさん、長崎から京都に出てきた初日からの付き合いです。
四条烏丸に車をおいて、錦市場へ向かいます。
錦市場の手前には変わったラーメン屋がありました。
錦市場です。観光客も多いです。当然、中国からも来られています。
麩屋町を北へ行くとすぐに店があります。
中もいい雰囲気です。
スペシャルランチ(1600円)を注文します。
まずは、ミネストローネとサラダ。
いい味してます。
メインは肉料理、魚料理が5品味わえます。
これもいい味してます。5種類も味わえて幸せな気分です。
ご飯は八(だったかな?)穀米も選べました。
食べ終えて、錦市場をまた歩きます。
鴨肉を売っている店がありました。ロースのブロックを買って、今夜は鴨ローストを作ります。
すて居さん、夜のメニューも見せてもらいましたが、美味しそうな品々が手頃な価格で並んでいました。
次回は夜に行ってみようと思います。
シルクロードの旅もとうとう最終日。
時間は短いですが、カシュガルの街を訪ねます。
カシュガルは人口の80%がウイグル族で、中国とは思えない街です。
まずはかつての統治者アバク・ホジャ一族の墓、完全にイスラム式建築です。
次に旧市街を散策します。まるでトルコのような街並みです。
パン屋さん、焼き立ては美味しいです。
金物屋さん、完全にオブジェと化しています。
イスラム式のレストランで食事。完全に禁酒禁煙です。
メッカへ巡礼に行っても、その後に酒飲んだり煙草吸ったりしたら、巡礼の効果が無くなり、もう一度巡礼しなきゃいけないそうです。
最後は中国最大のモスク、エイティガール寺院です。イスラムの寺院は中になにもないのがびっくりです。
寺院の周辺にはバザールが広がっています。ここも中東風で面白い感じです。
その中の一軒でこれを買いました。もちろん値切りまくりです。ただ、見た目トルコ人やイラン人みたいな人と中国語で会話しているのが不思議な感じでした。
これでシルクロードの旅も終わり上海に戻ることになります。
天気にも恵まれ、行きたいところにすべて行けたような旅。ウイグル人ガイドさんとの会話も楽しいものでした。
帰ってくるとまた新しい旅を考えてしまいます。次はセリム湖にしようか、雲南にしようか。最初は黄山かな。
だいぶさぼってしまいました。
シルクロードの旅の続きです。
ウルムチで天山天池、博物館等を巡ったあと、そのままトルファン(吐魯番)に向かいます。
古代には車師国とか高昌国があったところで、海面より低い位置にある砂漠地帯です。
雨はほとんど降らず、暑いところです。
翌日、まずは火焔山に向かいます。
天山山脈の東の端で砂岩が侵食してできた赤い地肌には、炎を思わせる模様ができています。
富士山のような形の山もあります。ガイドさんは「トルファン富士」と言ってました。
このような山々が100キロに渡って続いています。
一部は渓谷になっています。
渓谷にはベゼクリク千仏洞があります。ここには77の石窟があり、
それぞれに仏陀の壁画が描かれています。
壁画の多くは顔の部分が破壊されていますが、これはムスリムによるものです。
石窟内は撮影禁止なので、写真は資料です。
火焔山を離れ、高昌城に向かいます。