鴨川を南から上流へ遡っていくと、下鴨の南で賀茂川と高野川に別れます。その賀茂川の北大路橋と北山大橋の間、左岸(東側)堤防上にある散策路が、半木の道(なからぎのみち)です。
『半木(なからぎ)』とは、川の隣にあった流木神社の名前に由来しているそうですが、洪水で流されてしまったのをきらって「半」の字をあてるようになったとか。約0.8キロにわたり、ヤエベニシダレザクラが「桜のトンネル」のように咲き誇ります。
小学校の同期と桜を眺めたあと、ワインバーで楽しむことになりました。
まずは対岸から眺めます。
飛び石をつたって川を渡ります。
左岸の桜のトンネルです。
日も暮れてしまいました。
vino Borrachoで第二部の始まりです。
スパークリングで乾杯して
ピザ食べて
メインはラクレットチーズです。
疎水の桜を見たくて調べたら、三井寺も綺麗なようだったので、早速出かけてきました。
地下鉄で御陵で京津線の乗り換え、浜大津に向かいます。
この京津線、地下鉄区間、山岳区間、路面電車の区間があって面白い路線です。
特に山岳区間は最大勾配61‰とあの碓氷峠の67‰に匹敵します。
この京阪800系電車、急勾配、急カーブ対策、地下鉄対応等の仕様満載で1m当たりの値段は日本で一番ではないかと言われているとか。
浜大津で京津線から石坂線に乗り換え、三井寺へ向かいます。
三井寺の駅を降りるとすぐに琵琶湖疏水です。 疎水に沿って登って行きます。
疎水沿い、さらに山の方まで桜・桜・桜です。
石段を一気に登って三井寺の観音堂です。西国観音三十三箇所霊場第十四番札所になっています。
観月舞台です。その名の通り観月の名所です。
観月舞台越しの桜。
観月舞台から琵琶湖を望みます。
観音堂横の鐘楼です。
観音堂から金堂方面に向かいます。
途中、三重塔に寄ります。奈良の比蘇寺、京都の伏見城と移設を重ねられたとのことです。
一切経堂です。山口の国清寺から毛利輝元によって移設されたそうです。
国宝の金堂です。
最後に重要文化財の仁王門。これも伏見から移設されたそうです。
帰りは別所の駅から石坂線、さらに京津線で山科の四宮に向かいます。
昼も過ぎたので、四宮の旧東海道沿いにある「あづまや」さんで食事。
蕎麦を寿司のセットを食べたのですが、隣の人の食べている刺身定食が無茶美味しそうでした。
ここから山科疎水に登って行きます。
疎水沿いには桜並木が続いています。
先ほどの琵琶湖疏水から船で来れると楽なのですが、トンネル区間なんで事業化は難しいのかもしれません。
疎水はまたトンネル区間になり、そこを回り込んだら菜の花も植えられていました。