華→花
2021年05月23日 | 花
色が茄子っぽいとは思ったけど、ナス科のお花。
紫花茄子。 旧学名は ソラナム・ラントネッティ というそうな。
有毒植物らしい。 自宅近くの公園で発見しました ^^
花 という字を、常用字解辞典で調べてみました。
もとの字は 華 なんだそう。 華→花。
では、華という字は、
花びらが美しく咲き乱れている形。
咲き乱れている花の形であるから、「はな、はなやか」の意味になる。
その華を抜き取ることを 拝(拜)という。
その腰を曲げて華を抜き取る姿勢が拝礼の姿勢に近いので、
拝は拝礼する(おがむ)の意味になるが、
この拝の右の旁(つくり)の部分が、華の形である。
花は、のち華の字を形声の字に改め、化(か)の音であるので花とした。
では、拝という字は?
手と𠦪(はん)とを組み合わせた形。
𠦪は花の形で、一本の茎に花の咲いている形。
それをかがんで手で抜き取る形が拝で、「草花を抜く、ぬく」の意味となる。
「常用字解」 より