今宵の一枚はCECIL PAYNEとDUKE JORDANのBROOKLYN BROTHERS。レーベルはMUSE、録音は1973年3月。昨日に引き続きMUSEレーベルである。ターンテーブルに乗るのは実に25年ぶりだろうか。子供のころから親交があるCECIL PAYNEとDUKE JORDANを兄弟と評したのがアルバムの由来?。ライナーノートの冒頭に、二人の関係はローストビーフと、ヨークシャープリのようだ、と記されている。
CECILの吹くバリトンサックスはJAZZノ吹奏楽器としては地味な存在だろう。ビックバンドでこそ真価を発揮するがコンボではなかなかお目にかかれない。このアルバムではバリバリと吹かれているが、音域が低いので優しい感じ、tsのように迫ってこないのがおもしろい。JORDANのピアノは実に特徴的な、以前にも書いたが非常に特徴あるピアノで硬質な感じだ。CECILと息が合っているのがよくわかる演奏でリラックスした雰囲気が伝わってくる。SAMJONESのbasとAL FOSTERのdrumsも素晴らしい。特にALのdrumsは、聴きもの。よく考えればこの4人、なかなか凄いメンバー」である。
side A
1.EGG HEAD
2.I SHOULD CARE
3.JORDU
4.JAZZ VENDOR
side B
1.CU-BA
2.I WANT TO TALK ABOUT YOU
3.CERUPA
4.NO PROBLEM
(personnel)
CECIL PAYNE(bs)
DUKE JORDAN(piano)
SAM JONES(bass)
AL FOSTER(drums)
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