アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

ジョアン・ドナード(Joao Donato)

2015年08月03日 23時02分56秒 | ジャズ







今宵の一枚はジョアン・ドナードのJoao DONATO。名前がそのままタイトルである。レーベルはMuse、録音は1973年3月、4月。それにして暑い、エアコンレス派でおよそ就寝時に1時間程度ほど使うだけだったが、さすがに疑似とはいえ、A級パワーアンプのA-3。そしてそして思いほかPRA-2000ZRが熱を持ち、室温30度さすがに耐えられずエアコン使用である。

ジャケット表面のタイトル脇に、arranged and conducted by DEODATOとクレジットがある。名前からわかるように、ジョアン・ドナード、デオ・ダードともブラジル人。後者はブラジルのクインシー・ジョーンズと謳われたアレンジャーで70年代大いに活躍した。ご機嫌なサウンドで、jazzにうまくRockやVosanovaを取り込んだ音作り。ジョアンのキーボードは非常にスピード感があり、聴いていて爽快である。今聴いても古さは微塵も感じず、音全体が塊になって、面として寄せてくる。ハードバップ時代のアドリブソロ、そしてバンド全体のサウンドの一体感とはまた違った、音の提示の仕方で一種独特。

個人的にはB面冒頭のtbのサウンドが印象的ないかにもVosanova的な乗りのnightripperが好き。ハーモニカソロが楽しい。ランディー・ブレッカーがかすがの貫録。濃いtpだ。


side A

1.Whistle stop

2.Where's J.D?

3.Capricorn

side B

1.Nightripper

2.You can do

3.BatuQue

(personnel)

EUMIR DEODATO(key)

JOAO DONATO(key)

RANDY BRECKER(tp)

MICHAEL CIBSOn(tb)

ROMEO PENQUE(fl,Whistle)

MAURICIO EINHORN(harmonica)

BOB ROSE(guitar)

ALLAN SCHWARTZBERG(drums)

RAY BARRTTO(congas)

AIRTO(misc,percussion)

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